忍者ブログ
色別・月別の花図鑑です
<< 10  2024/11  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    12 >>
[671] [670] [669] [668] [667] [666] [665] [664] [663] [662] [661
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

三葉黄蓮(ミツバオウレン)

三葉黄蓮(ミツバオウレン)はキンポウゲ科オウレン属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の林の中や湿地に生える。
海外では、北半球の寒帯や周北極地方に広く分布する。
草丈は5~10センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、長い柄がある。
小葉の形は倒卵形で、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の質はやや厚く、艶がある。
開花時期は6~8月である。
細い茎先に花径7~10ミリくらいの白い小さな花を上向きにつける。
花弁のように見えるのは萼片で、5枚ある。
花弁は花の真ん中にあって黄色く、蜜腺化している。
雄しべはたくさんあり、雌しべは数個ある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Coptis はギリシャ語の「coptein(切る)」からきている。分裂した葉を表すものと思われる。
種小名の trifolia は「三葉の」という意味である。
写真は7月に中央アルプスの千畳敷カールで撮った。
学名:Coptis trifolia


★小さいが花の姿は妖精を
 思わすような三葉黄蓮


三葉黄蓮(ミツバオウレン)

花図鑑
植物図鑑



PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター



楽  天
PR


AmazonStore
by amanatu

最新CM
[10/06 ニコラス・屁イジ]
[09/09 龍]
[09/08 ひとえ]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析




Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    photo by 空色地図 -sorairo no chizu-    icon by Atelier Black/White

忍者ブログ [PR]