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富士旗竿(フジハタザオ)はアブラナ科ハタザオ属の多年草である。
日本固有種である。
富士山にのみ分布し、5合目付近の乾燥した砂地などに生える。
近縁種には分布域の広い岩旗竿(イワハタザオ)がある。
草丈は10~30センチくらいである。
根が細かくて、礫に流されながら生育できる。
根際から生える葉は長い柄のある卵倒形で、ロゼット状となる。
茎につく葉は長い楕円形で、茎を抱く。
ともに縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
自生地での開花時期は6~7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1~2センチの白い花をつける。
花弁は4枚で、十字状に開く。
萼片は4枚で緑色をしている。
雄しべは4本で長い。
雌しべは1本である。
花の後にできる実は長い線形の長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)で、弓状に開く。
属名の Arabis は国名の「Arabia(アラビア)」からきている。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Arabis serrata
★富士山の五合目近く咲くという
富士旗竿はまだ生まれたて
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