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小葉の一薬草(コバノイチヤクソウ)はイチヤクソウ科イチヤクソウ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中などに生える。
和名の由来は、一薬草(イチヤクソウ)に比べて葉が小さいことからきている。
「一薬草」の名は、葉を乾かして薬として用いたことに由来する。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は広い楕円形ないし円形で、縁に細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7~8月である。
淡くピンクがかった白い花をつける。
花びらは5枚あるように見えるが、根元はくっついているので合弁花である。
雄しべは10本ある。
雌しべは1本で、長く突き出ている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草を乾燥させたものを生薬の鹿蹄草(ろくていそう)といい、強心、降圧、抗菌などの薬効がある。
属名の Pyrola はラテン語で「pyrus(ナシの木)」の縮小形である。葉が似ていることから名づけられた。
種小名の alpina は「高山に生える」という意味である。
写真は7月に鬼押出しの花木園で撮った。
学名:Pyrola alpina
★背を屈め覗いて見れば白い花
小人の国を訪ねるようで
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