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唐鼠黐(トウネズミモチ)はモクセイ科イボタノキ属の常緑小高木である。
原産地は中国の南部である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
現在では公園や路側帯などによく植えられている。
樹高は6~8メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚く、葉脈が透けて見えるのが特徴である。
開花時期は6~7月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花には強い香りがある。
花弁は4枚、雄しべは2本である。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟する。
実は生薬で女貞子(じょていし)といい、強壮作用がある。
属名の Ligustrum はラテン語の「ligare(縛る)」からきている。この属の1種の枝で物を縛ったことから名づけられた。
種小名の lucidum は「強い光沢のある」という意味である。
写真は7月に埼玉県の三郷市で撮った。
実の写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Ligustrum lucidum
★遠目にも花の季節はよく目立つ
唐鼠黐は香りも強く
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