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ヘプタコディウム・ジャスミノイデスはスイカズラ科ヘプタコディウム属の落葉小高木である。
1属1種である。
原産地は中国である。
湖北省、浙江省などに分布し、標高600~1000メートルの崖地などに生える。
英名はオータムライラック(autumn lilac)である。
あるいは、セブンサンフラワー(seven-son flower)とも呼ばれる。
中国名を七子花といい、ここから「ナナコカ」の名も用いられている。
樹高は5~7メートルくらいである。
葉は長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は8~9月くらいである。
花の色は白く、よい香りがする。
花は唇状に大きく2つに裂け、上弁は先が4つに裂けている。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Heptacodium はギリシャ語の「hepta(7つの)+codeia(頭)」からきている。
種小名の jasminoides は「ジャスミンのような」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Heptacodium jasminoides
★見ることも稀と言われる七子花に
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