×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
丁字菊(チョウジギク)はキク科ウサギギク属の多年草である。
日本固有種である。
本州の日本海側と四国の剣山に分布し、低山から亜高山にかけての湿った草地に生える。
和名の由来は、フトモモ科の丁字(チョウジ)に似ることからきている。
別名を熊菊(クマギク)という。
これは、毛の多いことからつけられた名である。
草丈は30~90センチくらいである。
茎は束になって生え(束生)、上部には白い縮れ毛が密生する。
地下茎は横に這う。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄はなく、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は分厚く、両面ともざらつく。
開花時期は8~10月くらいである。
茎先に5~10輪くらいの花(頭花)をつける。
花は筒状花のみからなり、花径1センチくらいで黄色い。
総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は筒状である。
花の後にできる実はそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)で、冠毛は長い褐色である。
属名の Arnica はラテン語の「arnica(子羊)」からきている。
種小名の mallotopus は「mallotos(長い軟毛のある)+pous(足)」からきている。花柄に長い軟毛がたくさん生えることから名づけられた。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Arnica mallotopus
★ひっそりと隠れるように丁子菊
見つけてみれば不思議の姿
花図鑑
植物図鑑
PR
この記事にコメントする
カレンダー
カウンター
楽 天
リンク
カテゴリー
最新記事
(06/22)
(06/14)
(06/10)
(05/18)
(05/17)
(05/16)
(05/14)
(05/12)
(05/11)
(05/10)
最新TB
アーカイブ
プロフィール
HN:
龍
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(04/11)
(04/12)
(04/13)
(04/14)
(04/15)
(04/16)
(04/17)
(04/18)
(04/19)
(04/20)
アクセス解析