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吸葛(スイカズラ)はスイカズラ科スイカズラ属の蔓性半常緑低木である。
北海道の南部から九州にかけて分布し、山野の草藪や林の縁に自える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は3~5メートルくらいである。
枝は長く伸び、長い楕円形をした葉を向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~6月である。
ジャスミンのような甘い香りのする白い花を二つずつつける。
花は唇状に大きく2つに裂け、上弁は先が4つに裂けている。
花の色は、白から黄に変化していく。
このことから金銀花(キンギンカ)の別名がある。
花の付け根の部分には蜜がたまっており、花の蜜を吸うことから吸葛(スイカズラ)と呼ばれる。
花の後に球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)ができる。
実は緑色から黒緑色に変化する。
葉、茎、蕾には解毒・利尿作用があり、薬草として用いられる。
吸葛(スイカズラ)のもう1つの名前に忍冬(ニンドウ)というのがある。
これは、冬でも葉が生い茂り寒さに耐えているように見えるところからつけられた名である。
俳句では「忍冬の花」が夏の季語である。
属名の Lonicera はドイツの採集家「ロニツァー(A. Lonitzer)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は12月に向島百花園で撮った。
学名:Lonicera japonica
★甘き香で誰を誘(いざな)う吸葛
花の色さえやがて染まりて
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