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姫綿萓(ヒメワタスゲ)はカヤツリグサ科ホタルイ属の多年草である。
北方領土を含む北海道と青森県の八甲田山に分布し、寒地の湿原に生える。
海外では、北半球の冷帯から寒帯地域に広く分布する。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は10~20センチくらいである。
細い茎が密に並んで直立する。
茎につく葉は鞘状で葉身はほとんどない。
開花時期は6~8月である。
長さ5~8ミリの小穂を茎先に1つつける。
黄褐色の鱗片が数個あり、棘針のような花被片が6枚ある。
花の後にできる実は3稜形の小堅果で、真っ白な綿毛が疎らにつく。
園芸店で綿萓(ワタスゲ)の名で出回っているものは姫綿萓(ヒメワタスゲ)が多いという。
属名の Scirpus はイグサかそれに似た植物のラテン名を転用したものである。
種小名の hudsonianus は「(アメリカ合衆国の)ハドソン(Hudson)川の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Scirpus hudsonianus
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