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色別・月別の花図鑑です
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ヘミグラフィス・レパンダ

ヘミグラフィス・レパンダはキツネノマゴ科ヒロハサギゴケ属(ヘミグラフィス属)の常緑多年草である。
ヘミグラフィス属は熱帯アジアを中心に60種くらいが分布する。
本種の原産地はマレーシアである。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は横に這うようにして伸び、50センチから70センチくらいの長さになる。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は薄く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)があって波打つ。
葉の表面は灰緑色で赤紫色を帯び、裏面は紫色である。
開花時期は周年である。
小さな白い花で、花冠は5つに深く裂ける。
一日花である。
日本ではハンギング仕立てで観葉植物として楽しまれたりするが、熱帯地域ではグランドカバーや下草として利用される。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hemigraphis repanda


★目立たない小さな白い花だけど
 次々咲かす一日の命


ヘミグラフィス・レパンダ

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手毬肝木(テマリカンボク)

手毬肝木(テマリカンボク)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
原産地は朝鮮半島である。
江戸時代に薬用樹として移入された。
北海道や東北地方などで、公園や庭園に植えられている。
肝木(カンボク)の型の1つで、花序すべてが装飾花になったものである。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
葉は円形ないし楕円形で、楓(カエデ)の葉のように浅く3つから5つに裂ける。
手毬型の花が咲くものには同属の大手毬(オオデマリ)があるが、こちらは葉が卵形で裂けないので区別できる。
開花時期は5月から7月である。
枝先に大きな白い花をつける。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Viburnum opulus var. calvescens form. sterile


★ぽんぽんがぐんと大きく野性的
 手毬肝木寒さに強く


手毬肝木(テマリカンボク)

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誰袖草(タガソデソウ)

誰袖草(タガソデソウ)はナデシコ科ミミナグサ属の多年草である。
本州の中部地方に分布し、山地や亜高山の草地や林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国、シベリアにも分布する。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
全草に細かな毛が生える。
根茎は細長く、地中を横に這って広がる。
茎は直立し、細くて疎らに枝分かれをする。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄はなく、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
茎の下部につく葉はへら形である。
開花時期は5月から7月である。
茎の上部で枝分かれをして集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径15ミリから20ミリくらいの白い花をつける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
雄しべは10本、雌しべの花柱は5つに裂ける。
花の後にできる実は円柱形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、萼が残る。
和名は古今集の歌「色よりも香こそあはれと思ほゆれ 誰袖ふれし宿の梅ぞも」にちなむ。
写真は6月に上高地で撮った。
学名:Cerastium pauciflorum var. amurense


★古(いにしえ)の和歌になぞらえ名づけしは
 美しかれど歯の浮くようで


誰袖草(タガソデソウ)

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岩絡み(イワガラミ)

岩絡み(イワガラミ)はユキノシタ科イワガラミ属の落葉蔓性木本である。
北海道から九州にかけて分布し、高木の幹についたり、岩を這い登ったりして生育する。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
気根という空中で伸びる根で樹皮や岩にへばりつく。
長さは10メートルから15メートルくらいまで伸びる。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には疎らなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の長さは3センチから10センチくらいである。
開花時期は5月から7月である。
花の中心部には小型の両性花(本当の花)がたくさんあり、周辺には1枚の白い萼でできた装飾花がある。
和名の由来は、木の幹や岩に絡みつくことからきている。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Schizophragma hydrangeoides


★するすると幹を昇って岩絡み
 白い萼片旗振るように


岩絡み(イワガラミ)

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スパティフィルム

スパティフィルムはサトイモ科ササウチワ属(スパティフィルム属)の多年草の総称である。
属名の片仮名表記は「スパティフィラム」とするものもある。
和名は笹団扇(ササウチワ)という。
原産地は熱帯アメリカやマレー半島である。
日本へは明治時代に渡来した。
現在では観葉植物として世界各地で栽培されている。
葉は鮮やかな緑色で艶がある。
仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)は白く、その間から黄白色の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Spathiphyllum sp.


★温室にすっきり立てば見栄えよい
 スパティフィルムの清楚な姿


スパティフィルム

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磯野菊(イソノギク)

磯野菊(イソノギク)はキク科シオン属の多年草である。
奄美大島から沖縄本島にかけて分布し、海岸の岩場や草地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は15~50センチくらいである。
茎はよく枝分かれをし、斜上するか地を這う。
根際から生える葉はさじ形で、ロゼット状となる。
茎につく葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質はやや多肉質である。
開花時期は周年である。
茎先に1輪ないし数輪の花(頭花)がつく。
花径は3センチくらいである。
舌状花の色は、白ないし淡い紫色である。
写真は9月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Aster asa-grayi


★万座毛あたりに生える花らしい
 いつか見たいなあの沖縄で


磯野菊(イソノギク)

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夜素馨(ヨルソケイ)

夜素馨(ヨルソケイ)はクマツヅラ科ニクタンテス属の落葉低木である。
原産地はインドである。
別名をインド夜香木(インドヤコウボク)という。
ヒンズー教の聖木である。
花の色は白く、花筒の部分は鮮やかな橙色をしている。
夕方に開花し、翌朝には落ちる。
花はとてもよい香りがする。
落ちたばかりの新鮮な花は、香料や染料に使われる。
英名はナイトジャスミン(night Jasmine)である。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Nyctanthes arbor-tristis


★落つるとも花の香りは失わず
 一夜の命誰に託さん


夜素馨(ヨルソケイ)

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丸葉瑠璃花笠擬き(マルバルリハナガサモドキ)

丸葉瑠璃花笠擬き(マルバルリハナガサモドキ)はキツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属(プセウデランテムム属)の常緑小低木である。
原産地は南太平洋である。
学名からプセウデランセムム・レティクラツム・オバリフォリウムやプセウデランセムム・オバリフォリウムなどの名でも表示されている。
瑠璃花笠擬き(ルリハナガサモドキ)の変種である。
属名の片仮名表記は「プセウデランテムム」や「プセウデランテマム」とするものもある。
樹高は1メートルくらいである。
葉は幅の広い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉は緑色から黄色へと変化する。
開花時期は8~10月である。
暖地では周年開花をする。
花の色は白くて先が4つに裂け、花の真ん中は赤紫色である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pseuderanthemum reticulatum var. ovarifolium


★南海の島が似合うね瑠璃の色
 白との調和ただ美しく


丸葉瑠璃花笠擬き(マルバルリハナガサモドキ)

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ヒビスクス・アーノッティアヌス

ヒビスクス・アーノッティアヌスはアオイ科フヨウ属の常緑小高木である。
原産地はハワイのオアフ島である。
英名をハワイアン・ホワイトハイビスカス(Hawaiian white hibiscus)という。
樹高は8~10メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は周年である。
花径は5~10センチくらいである。
5弁花で花の色は白く、淡いピンクの筋が入る。
花の真ん中にある長い花柱は赤い。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Hibiscus arnottianus


★真っ白な花と真っ赤な蘂の色
 和みもたらすオアフの青空


ヒビスクス・アーノッティアヌス

花図鑑
バコパ・スノーマーブル

バコパ・スノーマーブルはゴマノハグサ科ステラ属の常緑多年草である。
バコパ(Bacopa)はステラとシノニムで、旧属名である。
基本種はバコパ・ディッフスムである。
本種は平成20年に品種登録出願をされた園芸品種である。
基本種の原産地はアフリカやカナリア諸島である。
同じく園芸品種のスノーフレーク(cv. Snowflake)と似ていて、花の色は白い。
本種の場合には、葉に墨を流したようなマーブル模様があるのが特徴である。
草丈は10~15センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は、真夏を除いてほぼ周年である。
花径は1センチくらいで、花冠は星形に5つに裂ける。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Sutera diffusus cv. Snowmarble


★葉の様子ちょっと変わっているんだよ
 小鼻ぴくぴくスノーマーブル


バコパ・スノーマーブル

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