柊(ヒイラギ)はモクセイ科モクセイ属の常緑低木である。
本州の福島県から沖縄にかけて分布し、低地の林の中に生える。
海外では、台湾にも自生している。
庭木や生垣などに利用される。
斑入り柊(フイリヒイラギ)はその園芸品種である。
特徴は葉に白い斑が入ることである。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶があり、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は11~1月くらいである。
葉に脇に白い花をつける。
花は鐘形で4つに深く裂ける。
実は翌年の初夏に黒く熟する。
属名の Osmanthus はギリシャ語の「osme(香り)+anthos(花)」からきている。
種小名の heterophyllus は「いろいろの形の葉の」という意味である。
品種名の Variegatus は「斑入りの」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Osmanthus heterophyllus 'Variegatus'
★爪を研ぎ悪戯そうな葉だったが
白い模様で牙もむけずに
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プラティステレ・ステノスタチアはラン科プラティステレ属の多年草である。
メキシコからボリビアにかけて標高800メートルから1000メートルの山地に生える着生種である。
草丈は5センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
花径1、2ミリの黄色い小さな花をつける。
属名の Platystele はギリシャ語の「platys(広い)+steleos(小嘴体)」からきている。
種小名の stenostachya は「幅の狭い穂の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Platystele stenostachya
★鉢の脇ルーペが置いてあるんだよ
覗いてみてと札もついてる
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ブルボフィルム・プルマツム・アウレウムはラン科マメヅタラン属(ブルボフィルム属)の常緑多年草である。
マレー半島、スマトラ島、フィリピンなどに分布する着生種である。
草丈は10センチくらいである。
葉は楕円形である。
開花時期は周年である。
花の色は黄白色で、花弁は垂れ下がる。
花の長さは9センチくらいある。
基本種の花の色は紅色である。
属名の Bulbophyllum はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)+phyllon(葉)」からきている。鱗茎から葉が出ていることから名づけられた。
種小名の plumatum は「羽毛状の」という意味である。
変種名の aureum は「黄金色の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Bulbophyllum plumatum var. aureum
★垂れ下がる花の姿が面白く
色も華麗で生き物のよう
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ナルキッスス・ペーパーホワイトはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
分類体系によってはユリ科とされる。
日本水仙(ニホンズイセン)と同じ房咲き水仙(フサザキスイセン)の仲間である。
房咲き水仙(フサザキスイセン)の原産地は地中海沿岸地方で、シルクロードを経由して中国にもたらされた。
日本へは、平安時代に遣唐使などによって薬草として持ち込まれ、野生化して日本水仙(ニホンズイセン)となった。
日本水仙(ニホンズイセン)の特徴は真ん中にある副冠といわれる杯状の部分が黄色いことだが、このペーパーホワイトは純白である。
草丈は20~40センチくらいである。
根際から生える葉は平たい線形で、束になって生える(束生)。
開花時期は12~2月である。
花茎を伸ばし、茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の tazetta は「小さいコーヒー茶碗」という意味である。副花冠の形を形容している。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Narcissus tazetta 'Paper White'
★冬陽浴び強い香りを放ちつつ
清らかに咲くペーパーホワイト
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テータテートはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
分類体系によってはユリ科とされることもある。
水仙(スイセン)の中にキクラミネウス系(Narcissus cyclamineus)という品種がある。
種小名の読み方は「シクラミネウス」とするものもある。
原産地はスペインやポルトガルである。
本種はその園芸品種である。
日本水仙(ニホンズイセン:Narcissus tazetta ver.chinensis)は房咲き水仙(Narcissus tazetta)の仲間で、1本の茎にいくつもの花をつける。
これに対してキクラミネウス系は1つの茎に1つの花をつける。
テータテート(Tete a tete)はフランス語で内緒話を意味する。
群生する花の姿をたとえたものであろう。
片仮名での読み方はまちまちで、「ティタテイト」や「ティタティタ」などがある。
なお、teteの文字の中の初めの「e」の上にはアクサンシルコンフレックス (accent circonflexe) というヤマカギ形の符号がつくのだが省略する。
草丈は10~20センチくらいである。
根際から生える葉は、やや幅の広い線形である。
開花時期は11~3月である。
花径は3センチくらいで、花被片も副冠も黄色い。
花被片が後ろに反るのが特徴である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の cyclamineus は「シクラメン咲きの」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Narcissus cyclamineus 'Tete a tete'
★小振りでも色鮮やかな花の色
テータテートはひそひそ話
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マキシラリア・カリクロマはラン科マキシラリア属の常緑多年草である。
フロリダ半島南部からアルゼンチンにかけて分布する着生種である。
草丈は5~50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
葉の質は革質である。
開花時期は周年である。
茎先に暗い紅色をした鉤爪のような花を咲かせる。
属名の Maxillaria はラテン語の「maxilla(顎の骨)」からきている。ずい柱と唇弁の形が口をひらいた昆虫の形に似ていることから名づけられた。
種小名の callichroma は「美しい色の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Maxillaria callichroma
★蘭ですと言わんばかりの花だけど
シックな色は野生の姿
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紅茉莉(ベニマツリ)はアカネ科ベニマツリ属の常緑低木である。
原産地はキューバ、パナマである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
学名のロンデレティア・オドラータで表示するものもある。
樹高は1~2メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶があり、波打っている。
開花時期は3~7月だが、周年性がある。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、香りのよい赤橙色の花を咲かせる。
花冠は先が5つに裂けて横に開き、喉の部分は黄色い。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
和名の由来は、茉莉花(マツリカ)に似た紅色の花ということからきている。
茉莉花(マツリカ)はジャスミンのことである。
属名の Rondeletia は16世紀のフランス人の博物学者「ロンデレ(G. Rondelet)さんの」という意味である。
種小名の odorata は「よい香りのする」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rondeletia odorata
★花も葉も愛らしき花紅茉莉
マンボのリズム刻むがごとく
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ポリスタキア・ペリエリはラン科ポリスタキア属の多年草である。
マダガスカル島に分布する着生種である。
草丈は10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
花の色は黄緑色である。
属名の Polystachya はギリシャ語の「polys(多)+tachya(穂)」からきている。
種小名の perrieri はフランス人の植物学者「ペリエ(H. Perrier)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Polystachya perrieri
★小さくてあまり目立たぬ風情だが
マダガスカルの凄さ伝えて
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プリムラ・シネンシスはサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
原産地は中国の湖北省である。
雪桜(ユキザクラ)、寒桜(カンザクラ)などの流通名がある。
園芸上は一年草扱いをすることが多い。
草丈は30~40センチである。
茎は直立する。
根際から生える葉は卵形で、不規則な切れ込みがある。
葉の裏面は赤味を帯びている。
開花時期は12~3月である。
茎先に花径30~35ミリくらいの大輪の花を輪生させる。
合弁花で、花冠は5つに深く裂け、裂片の先が更に2つに裂ける。
原種の花の色は淡い桃色で、花の真ん中が黄色い。
園芸品種には白、赤、青などのものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Primula sinensis
★寒さにはとても強いよシネンシス
ワインレッドの葉もまた素敵
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プリムラ・オブコニカはサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
原産地は中国西部である。
草丈は30~40センチくらいである。
根際から生える葉は卵円形である。
葉には皺があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は12~4月である。
茎先に花径3~5センチの大輪が輪状に咲く。
花冠は5枚に分かれ、裂片の先は2つに割れている。
花茎が次々と伸び、花期も長い。
花の色は赤、サーモン、桃色、白、薄紫色などがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名を常磐桜(トキワザクラ)という。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の obconica は「倒円錐形の」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Primula obconica
★大輪を次から次と花開き
常磐桜の名を欲しいまま
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