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色別・月別の花図鑑です
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枇杷(ビワ)

枇杷(ビワ)はバラ科ビワ属の常緑高木である。
原産地は中国の南西部である。
日本へは奈良時代には持ち込まれていた。
また、西日本には野生種がある。
樹高は10メートルほどにもなる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚くて硬く、縁は波打つ。
開花時期は11~12月である。
枝先に地味な白い小さな5弁花をたくさんつける。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)には毛が生えている。
数少ない冬の花として、茶花に使われることもある。
濃い黄色の果実は3~4センチの卵球形で、6月ころ熟する。
果実は食用となり、種子と葉は薬用となる。
俳句では「枇杷」が夏の季語、「枇杷の花」が冬の季語である。
写真は12月に新宿御苑で撮った。
実の写真は6月に三郷市で撮った。
学名:Eriobotrya japonica


★見上げれば枇杷の花揺れ風走る
 師走の空は冷気みなぎり
★ほっこりと結ぶ枇杷の実眺めつつ
 早く熟せと声掛けてみる


枇杷(ビワ)

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マスデバリア・ポリスティクタ

マスデバリア・ポリスティクタはラン科マスデバリア属の多年草である。
エクアドル、ペルーの標高1500~3000メートルに分布する地生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白くて紅紫色の斑が入る花をたくさんつける。
花径は5センチくらいである。
属名の Masdevallia はスペイン人の植物学者「マスデバル(J. Masdevall)さん」の名からきている。
種小名の polysticta は「斑点がたくさんある」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Masdevallia polysticta


★独特の花の形が目を奪う
 マスデバリアは個性豊かで


マスデバリア・ポリスティクタ

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オンシジウム・ヘテランツム

オンシジウム・ヘテランツムはラン科オンシジウム属の常緑多年草である。
属名の詠み方は「オンキディウム」とするものもある。
ベネズェラ、ペルー、ボリビア、コロンビア、ブラジルなどに分布し、標高200~2900メートルの熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は70~120センチくらいある。
葉は楕円形である。
開花時期は冬から春である。
長い花茎の先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花径は2センチに満たない。
唇弁は黄色い。
花の色は黄色のものもある。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
種小名の heteranthum は「いろいろな花のある」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Oncidium heteranthum


★いろいろな変化の見える花らしい
 他の色にも出会ってみたい


オンシジウム・ヘテランツム

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カメリア・フルフラケア

カメリア・フルフラケアはツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は台湾、中国、ラオス、ベトナムなどである。
樹高は2~3メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は長さが10~15センチくらいあり大形である。
葉の色は濃い緑色で、葉脈に沿ってへこむ。
開花時期は11~12月である。
花径は3~4センチで、花の色は白い。
花には仄かな香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の furfuracea は「粉を吹いた」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia furfuracea


★謎多き花の姿が少しずつ
 明らかになる密かな喜び


カメリア・フルフラケア

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ジュメレア・サギッタタ

ジュメレア・サギッタタはラン科ジュメレア属の多年草である。
マダガスカル島の標高1800メートルまでの森林に分布する着生種である。
アングレクム属(Angraecum)に近い仲間である。
草丈は50センチを超える。
葉は幅の広い線形である。
開花時期は冬から春である。
花径7センチくらいの白い花を咲かせる。
花には長い距がある。
花はよい香りがする。
属名の Jumellea はフランス人の植物学者「ジュメル(H. L. Jumelle)さん」の名からきている。
種小名の sagittata は「やじり形の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Jumellea sagittata


★真っ白で花も大きなジュメレアは
 葉っぱに埋もれつ存在示す


ジュメレア・サギッタタ

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ミルトニオプシス・ワーセウィッジー

ミルトニオプシス・ワーセウィッジーはラン科オミルトニオプシス属の多年草である。
コスタリカ、パナマに分布する着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉はへら形である。
開花時期は冬である。
花径は6センチくらいである。
花の色は白く、中心部に黄色と桃色が交じる。
唇弁の形はバイオリン形でくびれる。
属名の Miltoniopsis はギリシャ語の「Miltonia(ミルトニア属)+opsis(に似た)」からきている。
種小名の warscewiczii はポーランドの園芸家「ワルセウィッツ(J. Warscewicz)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Miltoniopsis warscewiczii


★真っ白な花に仄かなパステルで
 描く頬紅ニンフのごとく


ミルトニオプシス・ワーセウィッジー

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プラティテリス・マクラタ

プラティテリス・マクラタはラン科プラティテリス属の多年草である。
ベネズエラ、ベリーズに分布する地生種である。
草丈は10センチくらいである。
葉は楕円形で白い斑が入る。
開花時期は冬から春である。
茎先に花径4ミリくらいの白い小さな花をいくつかつける。
属名の Platythelys はギリシャ語の「platys(広い)+thelys(雌しべ)」からきている。
種小名の maculata は「斑点のある」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Platythelys maculata


★小さくて花の姿も朧だが
 葉っぱにあるねチャームポイント


プラティテリス・マクラタ

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グランサム椿(グランサムツバキ)

グランサム椿(グランサムツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑小高木である。
原産地は香港の九竜半島である。
中国名を「大苞白山茶」という。
日本へは昭和時代の中期に渡来した。
樹高は3~8メートルくらいである。
枝を疎らにつける。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は厚くて艶があり、葉脈の部分がへこむ。
開花時期は11~2月である。
花の色は白く、花径が10~15センチくらいあり大輪である。
茶(チャ)の花と似た感じで、黄色い雄しべは500本以上ある。
雌しべの花柱の先は5つに裂ける。
花弁は7~10枚くらいで、咲き進むと先が反り返る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の granthamiana は「グランサム卿(ホンコン総督)の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Camellia granthamiana


★黄の蕊を茂るがごとく突き出して
 これを見てねとグランサム椿


グランサム椿(グランサムツバキ)

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クラリンドウ

クラリンドウはクマツヅラ科クサギ属の常緑低木である。
分類体系によってはシソ科とされる。
原産地はインドのアッサム地方からヒマラヤにかけた一帯である。
和名の由来は、属名のクレロデンドルムの転訛したものである。
中国名は「垂茉莉」である。
グレープバニラ(grape vanila)、ブライダルベール(bridal's veil)などの英名がある。
学名のクレロデンドルム・ワリキーでも流通している。
樹高は1~2メートルである。
小枝が垂れ下がる。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉は艶のある緑色をしている。
開花時期は10~12月である。
緑色を帯びた白い花を下垂して咲かせる。
合弁花で花冠は5つに裂け、裂片は横に開く。
長い雄しべが突き出している。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒く熟し、星状に開いた赤い萼をつける。
属名の Clerodendrum はギリシャ語の「cleros(運命)+dendron(樹木)」に由来する。スリランカにあった同属の2種を「幸運の木」「不運の木」と呼んだことからきている。
種小名の wallichii はデンマークの植物学者「ウォリッチ(N. Wallich)さんの」という意味である。
写真は11月に新宿御苑で撮った。
学名:Clerodendrum wallichii


★カールした雄しべがとてもチャーミング
 クラリンドウは冬に咲く花


クラリンドウ

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ファレノプシス・ローウィー

ファレノプシス・ローウィーはラン科コチョウラン属(ファレノプシス属)の多年草である。
タイ、ミャンマー、カリマンタン島などに分布する着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、分厚い。
開花時期は11~2月くらいである。
花茎の先に花径5センチくらい白ないしピンク花をつける。
唇弁には濃い紅色が混じる。
属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(似る)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。
種小名の lowii はイギリス人の植物収集家「ロー(H. Low)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Phalaenopsis lowii


★小振りだがしっかりとした花が咲く
 南の島に蝶舞うように


ファレノプシス・ローウィー

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