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色別・月別の花図鑑です
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梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
宇治の里(ウジノサト)はその園芸品種の1つである。
樹高は3~6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は1月から3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
野梅系・野梅性の白い八重咲きの中輪(20から25ミリ)である。
花弁はちぢれていて、抱え咲き(花弁の先が内側に曲がり、雄しべを包むようになる)をする。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は3月に墨田区文花の香取神社香梅園で撮った。
学名:Prunus mume 'Ujinosato'


★カールする花びら可愛い宇治の里
 恥ずかしそうに雄しべを見せて




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大白猩々袴(オオシロショウジョウバカマ)はユリ科ショウジョウバカマ属の常緑多年草である。
分類体系によってはシュロソウ科とされる。
日本固有種である。
鹿児島県の徳之島から琉球列島にかけて分布し、沢沿いの岩場に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉はへら形で、ロゼット状に地面に広がる。
開花時期は1月から3月である。
花茎を出し、その先に10輪から20輪くらいの花を横向きにつける。
花被片は6枚である。
花の色は白く、紫色が交じる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、「猩々」というのは中国の伝説上の動物で、花の姿をたとえたものである。
属名の Heloniopsis はギリシャ語の「Helonias(ショウジヨウバカマ属)+opsis(似た)」からきている。ただし、どちらもショウジョウバカマ属とされている。
種小名の leucantha は「白い花の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Heloniopsis leucantha


★遠目には変哲もない姿だが
 近づき見ればまるで宝石




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ペルティフィルム・ペルタツムはユキノシタ科ペルティフィルム属(ダルメラ属)の多年草である。
ダルメラ・ペルタタ(Darmera peltata)とシノニムである。
原産地は北アメリカである。
オレゴン州からカリフォルニア州にかけて分布し、高山の渓流沿いに生える。
草丈は60~120センチくらいである。
葉は長さが40~60センチくらいあって丸く大きく、手のひら状に切れ込む。
葉の色は淡い緑色で、まるで傘のようである。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
丸い大きなボール状の花房に、淡い紅色を帯びた白い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はアンブレラプラント(umbrella plant)である。
属名の Peltiphyllum はギリシャ語の「pelta(楯状の)+phyllum(葉)」からきている。
種小名の peltatum は「楯状の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Peltiphyllum peltatum(=Darmera peltata)


★日本ではあまり知られぬ花だけど
 調べてみれば少しはわかる




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姫榊(ヒサカキ)はツバキ科ヒサカキ属の常緑小高木である。
本州から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
和名の由来は、榊(サカキ)に似ていて小さいことから「姫榊」となり、それが訛って「ヒサカキ」になったと言われている。
また、榊(サカキ)に非ずで「ヒサカキ」という説もある。
関東地方では榊(サカキ)として売られ、神棚に供えられる。
樹高は4~8メートルくらいである。
樹皮は灰褐色をしている。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3~4月である。
雌雄異株である。
葉の脇に直径5~6ミリの小さな白い花を下向きにつける。
花弁は5個で、雄花には雄しべが10~15個、雌花には雌しべが1個ある。
花の後にできる実は直径4~5ミリの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、10~12月に黒く熟する。
属名の Eurya はギリシャ語の「eurys(広い)」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
実の写真は12月に北の丸公園で撮った。
学名:Eurya japonica


★葉の下に小さな花をびっしりと
 つけて姫榊春の微笑み






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梅花黄蓮(バイカオウレン)

梅花黄蓮(バイカオウレン)はキンポウゲ科オウレン属の多年草である。
福島県以南から紀伊半島にかけた本州の太平洋側と四国に分布し、山地の林の中や渓谷などに生える。
海外では、台湾にも分布する。
草丈は10~15センチくらいである。
葉は根から生えて長い柄があり、5枚の小葉に分かれる。
艶のある葉は常緑で、花の後に若葉が出る。
開花時期は3~5月である。
5~10センチの花茎を伸ばし、花径1センチくらいの梅に似た白い五弁花を咲かせる。
ただし、花弁のように見えるのは萼片である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
オウレン属は原始的な植物と言われ、矢車状に並んだ果実の先は開いていて、そこから種子がこぼれる。
別名を五加葉黄連(ゴカヨウオウレン)という。
属名の Coptis はギリシャ語語の「coptein(切る)」からきている。分裂した葉を表すものと思われる。
種小名の quinquefolia は「5枚の葉の」という意味である。
写真は3月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Coptis quinquefolia


★小さくてぞっとするほど美しい
 梅花黄蓮原始の響き


梅花黄蓮(バイカオウレン)

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白鳩椿(シラハトツバキ)

白鳩椿(シラハトツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は中国である。
江蘇省、安徽省、浙江省、福建省、江西省などに分布し、山地の斜面に生える。
日本へは1960年にアメリカ経由で渡来した。
小形の椿を作り出すための交配親として活躍している。
読み方は「シロハトツバキ」とするものもある。
漢名は「連蕊茶」である。
学名からカメリア・フラテルナとするものもある。
樹高は1~5メートルくらいである。
葉は長さ4~5センチ、幅15~20ミリの小さめの長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、つけ根の部分はくさび形で、縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は濃い緑色で、裏面には軟らかい毛が生える。
開花時期は3月である。
花の色は白く、花径は3~4センチくらいである。
花びらは5枚で、横に平らに開く。
咲き進むと花びらの先は後ろに反り返るようになる。
花にはわずかに香りがある。
花の後にできる実はほぼ球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、先が少し尖る。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の fraterna は「兄弟のような」という意味である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Camellia fraterna


★小さくも優しき姿美しく
 種を増やしゆく白鳩椿


白鳩椿(シラハトツバキ)

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プリンセス・アレキサンドラ

マレーシア石楠花(マレーシアシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
南アジアからオセアニアにかけて分布し、熱帯地域の高山に生える。
属名のビレアの名でも流通している。
プリンセス・アレキサンドラ(Princess Alexandra)はその園芸品種である。
樹高は1~2メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は春と秋の2回である。
小輪系でたくさんの花をつけるのが特徴である。
花冠は筒状で細長く、先が5つに裂けて横に開く。
花の色は白く、低温期にはピンクを帯びる。
花冠は分厚くて皺はなく、花持ちもよい。
他の樹木や岩の上などに着生するのも特徴である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
種小名の vireya は「ビレー(J. J. Virey)さんの」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Rhododendron vireya 'Princess Alexandra'


★小さくて白い姿が清楚だね
 熱帯に咲く花と思えず


プリンセス・アレキサンドラ

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馬酔木(アセビ)

馬酔木(アセビ)はツツジ科アセビ属の常緑低木である。
日本原産で、古くは万葉集の中にも登場する。
枝葉に「アセボチン」という有毒成分を含んでいて、馬が食べると麻酔状態になるというので「馬酔木」と名づけられた。
しかし、実際には馬が食べることはないようである。
奈良公園の鹿も馬酔木は食べ残すという。
本州の東北地方から九州にかけて分布し、山野に生える。
また、庭木ともされる。
海外では、中国にも分布する。
樹高は2から4メートルくらいである。
葉は楕円形で、互生(互い違いに生える)。
葉の先は尖り、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は濃い緑色で毛が生えている。
開花時期は2月から4月くらいである。
濃緑色の葉が茂る枝先に壺形の白い小花を総状にたくさんつける。
花冠の先は浅く5つに裂けている。
花の色は、緑や黄色みを帯びたものや桃色、赤などの園芸品種もある。
葉は殺虫剤として利用され、材は床柱などの細工物に使われる。
アシビ、アセボ、アセミなどの別名がある。
「馬酔木の花」は俳句の季語で春である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Pieris japonica


★枝先に春の訪れ知らせんと
 響く鈴の音うららかにして
☆シャンシャンと鈴の音高く馬酔木咲く
 ここよここよと春呼び寄せて


馬酔木(アセビ)

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白花蒲公英(シロバナタンポポ)

白花蒲公英(シロバナタンポポ)はキク科タンポポ属の多年草である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、人家の近くなどに普通に生える。
最近では関東地方でも見かけるが、どちらかというと西日本に多い。
草丈は10~30センチくらいである。
地際に切れ込みのある葉をロゼット状に広げる。
開花時期は3~5月である。
葉の中央から真っ直ぐに伸びた茎の先に花をつける。
花径は4センチくらいである。
花びらはすべて白い舌状花からなる。
萼のような総苞片はやや反り返る場合もあるが、ほとんどめくれない。
写真は4月に神代植物公園で撮った。
学名:Taraxacum albidum


★気のせいか弱弱しくも見えるけど
 白花蒲公英木陰が似合い


白花蒲公英(シロバナタンポポ)

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無類絞り(ムルイシボリ)

梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
無類絞り(ムルイシボリ)はその栽培品種の1つである。
野梅系・野梅性の八重咲きの大輪(花径30から40ミリ)である。
花弁は波打っている。
白い花弁に桃色が交じる。
名の由来は「これ以上はない絞り」という意味である。
開花時期は2月から3月である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus mume cv. Muruishibori


★これ以上言いようもなき褒め言葉
 江戸の時代に名づけられしか


無類絞り(ムルイシボリ)

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