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色別・月別の花図鑑です
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阿幸金鳳花(アコウキンポウゲ)はキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草である。
原産地はサハリンである。
深山金鳳花(ミヤマキンポウゲ)の近縁種である。
日本では山野草愛好家に受け継がれ、育てられている。
阿幸の名は本斗郡本斗町に存在した鉄道省樺太西線の駅の名(現在:ヤスノモルスキー)からきているのではないかと推測される。
温泉があり桜の名所として知られたという。
草丈は20~30センチくらいである。
根際から生える葉は大きく3つに裂け、さらに細かく切れ目が入る。
開花時期は5~6月である。
艶のある黄色い花を咲かせる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Ranunculus はラテン語の「rana(蛙)」からきている。この属の水生の種が蛙の棲むような所に生えることから名づけられた。
種小名の acris は「先の尖った」という意味である。
変種名の borealis は「北方系の」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Ranunculus acris var. borealis


★矮性で上向き大きな花つけて
 存在示す阿幸金鳳花




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ブルビネ・アビシニカはユリ科ブルビネ属の多年草である。
ブルビネ属はアフリカやオーストラリアの東部に160種くらいが分布する。
分類体系によってはツルボラン科とされる。
本種の原産地はアフリカである。
エチオピアから南アフリカのケープ地方にかけて分布し、標高700~2400メートルの地域に生える多肉植物である。
草丈は50~80センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、直立するかアーチ状となる。
開花時期は4~6月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Bulbine はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)」からきている。この属の植物のほとんどが球根性であることから名づけられた。
種小名の abyssinica は「アビシニア(エチオピアの地域名)の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Bulbine abyssinica


★日本ではあまり見ないよこの花は
 調べてみようもっと詳しく




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サラセニア・アラタはサラセニア科サラセニア属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
合衆国のアラバマ州からテキサス州にかけて分布し、沼地や湿地に生える食虫植物である。
ミシシッピー川以西まで分布するのは本種だけである。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定されている。
「瓶子体」という細長い捕虫葉を持つ。
草丈は1メートルくらいである。
瓶子体は細長い緑色をしたチューブ状で、細くて赤い縦筋が入る。
蓋の先に短い突起があり、縁はやや外へ巻いている。
開花時期は4~5月である。
花の色は淡い黄色である。
属名の Sarracenia はカナダ人の医師「サラザン(M.S.Sarrazin)さん」の名からきている。
種小名の alata は「翼のある」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Sarracenia alata


★少しずつ数を減らしているらしい
 面白い花自然の中に




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春菊(シュンギク)はキク科シュンギク属の一年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
野菜として栽培され、日本では江戸時代に栽培された記録がある。
和名の由来は、春に花を咲かせ葉の形が菊に似ていることからきている。
草丈は20センチから60センチくらいである。
葉は長い楕円形で羽状に2回深く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉には柄はなく、茎を抱く。
旬は11月から3月くらいである。
自然にしておくと4月から5月に開花をする。
花の色は黄色く、舌状花の外側が白い覆輪になるものもある。
花径は3~4センチである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Glebionis はラテン語の「gleba(土)+ionis(特徴のある)」からきている。
種小名の coronaria は「花冠のある」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Glebionis coronaria


★香り立つ春菊の花晴れやかで
 花壇に植えるもまたよきかなと




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小待宵草(コマツヨイグサ)はアカバナ科マツヨイグサ属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
現在では、本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、海岸の砂浜や荒地、河原などに生える。
草丈は30~50センチくらいである。
茎は地を這って枝分かれをしながら横に広がり、上部は斜めに立ち上がる。
茎には軟毛が生える。
葉は倒披針形で、互い違いに生える(互生)。
深く切れ込むものや縁が波状のぎざぎざ(鋸歯)となるものなど変異が多い。
開花時期は5~10月くらいである。
茎の上部の葉の脇に、花径2~3センチの淡い黄色の花をつける。
花弁は4枚である。
花は夜に開き、翌朝には赤くなってしぼむ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の laciniata は「補足分裂した」という意味である。
写真は5月に都立木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Oenothera laciniata


★砂浜にぽつりぽつりと黄を灯し
 荒れた景色に彩り添えて




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姫金雀枝(ヒメエニシダ)はマメ科エニシダ属の常緑低木である。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本で「エニシダ」として流通しているものはこの姫金雀枝(ヒメエニシダ)が多いという。
樹高は1~2メートルである。
樹形は株立ち状となり、枝は枝垂れる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形である。
関東から西では庭植えが可能だという。
開花時期は4~6月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、マメ科特有の蝶形をした黄色い小振りの花をつける。
花はよい香りがする。
虫がとまるとその重みで花びらが開き受粉をする仕組みをもっているのだという。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Cytisus はギリシャ語の「kytisso(クローバー)」からきている。3出複葉である点が共通する。
種小名の spachianus はフランスの植物学者「スパック(E. Spach)さんの」という意味である。
写真は4月に伊東市の伊豆海洋公園で撮った。
学名:Cytisus x spachianus


★きらきらと輝くような黄金色
 姫金雀枝は初夏に咲く花




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猫の目草(ネコノメソウ)はユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草である。
日本固有種である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地の湿った場所に生える。
別名を水猫の目草(ミズネコノメソウ)ともいう。
草丈は5~20センチくらいである。
全体に無毛である。
茎の断面は四角形である。
茎は地を這って横に広がる。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
近縁種の山猫の目草(ヤマネコノメソウ)の場合は互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
茎先に淡い黄色の小さな花が集まってつく。
花の下には、茎につく葉と同じ形の苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)があり、黄緑色を帯びる。
花径は2ミリくらいで、花弁はない。
淡い黄色の萼片が4枚あり、直立する。
雄しべは4本で、黄色い葯(雄しべの花粉を入れる袋)がある。
山猫の目草(ヤマネコノメソウ)の場合は雄しべは8本だが、稀に4本のこともある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
深く2つに裂けた実を猫の目に見立てたのが和名の由来である。
属名の Chrysosplenium はギリシャ語の「chrysos(金の)+spleen(脾臓)」からきている。花の色を表すとともに、同属に薬効のあるものがあることから名づけられた。
種小名の grayanum は北アメリカの分類学者「グレイさん(A. Gray)の」という意味である。ペリーたちの持ち帰った標本に基づき新しい植物をたくさん発表した。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Chrysosplenium grayanum


★どれどれと葉っぱのつき方調べ見る
 猫の目草は不思議な姿




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パフィオペディルム・アルメニアクムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
中国の雲南省からミャンマーにかけて分布し、標高1000~2000メートルの石灰岩の崖地などに生える地生種である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
草丈は20~30センチくらいである。
葉は長い楕円形で濃い緑色をしており、緑白色の斑が入る。
開花時期は春である。
茎先に花径8センチくらいの黄色い花をつける。
背萼片は卵形である。
花弁は幅の広い卵形で背萼片より大きく、横に開く。
唇弁は巾着形をしていて大きい。
縁は内側へ巻き、つけ根の部分に紫色の斑点が入る。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の armeniacum は「アルメニアの」という意味である。
写真は4月に太田市大光院の関東山野草展で撮った。
学名:Paphiopedilum armeniacum


★学名と産地の違いここにもか
 人間らしくこれも味わい




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大黄花酢漿草(オオキバナカタバミ)はカタバミ科カタバミ属の多年草である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
日本へは園芸植物として渡来した。
関東地方より南では、逸出したものが野生化して道端などに生えている。
草丈は10~30センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の形は倒心形である。
色は明るい緑色で、暗い紫色の斑が入る。
開花時期は4~9月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、大きな黄色い花をつける。
花径は3~4センチくらいあり、花びらは5枚である。
花も葉も陽が射すと開き、曇ると閉じる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はバターカップ・オキザリス(buttercup oxalis)である。
「バターカップ」はキンポウゲの仲間のことである。
学名からオキザリス・ペスカプラエないしオキザリス・セルヌアとも呼ばれる。
属名の Oxalis はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」に由来する。この属の植物にはしゅう酸を含み酸っぱいものが多いことからきている。
種小名の pes-caprae は「山羊の足」という意味である。先が割れた形をたとえている。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Oxalis pes-caprae


★見つけたよやっと開いたこの花を
 春の陽射しに溶け込むような




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チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方から中央アジアにかけた一帯である。
17世紀のオランダで熱狂的なブームを巻き起こした。
今日では園芸品種の数は4000種を超えるという。
モンテカルロ(Monte Carlo)もその中の1つである。
中生咲き(4月中旬から5月上旬)の早咲き八重系(DE:Double Early Group)に含まれる。
草丈は短茎(25センチから40センチ)である。
根際から生える葉は帯状である。
花の色は黄色い。
花はよい香りがする。
写真は4月に国営昭和記念公園で撮った。
学名:Tulipa 'Monte Carlo'


★八重咲きの華麗な姿芳しく
 モンテカルロにイメージ重ね




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