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色別・月別の花図鑑です
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パボニア・インテルメディアはアオイ科ヤノネボンテンカ属(パボニア属)の常緑小低木である。
原産地はブラジルである。
南アメリカ原産の矢の根梵天花(ヤノネボンテンカ:Pavonia hastata)とハボニア・ムルチフローラ(Pavonia multiflora)との種間交雑種だと考えられている。
樹高は100~150センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は周年である。
葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、赤い花をつける。
赤い部分は副萼片である。
その内側に暗い紫色をした花弁と萼がある。
花弁からは雄しべが突き出す。
属名の Pavonia はスペインの植物学者「パボン(J. A. Pavon)さん」の名からきている。
種小名の intermedia は「中くらいの大きさの」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
園芸品種名はケルメシナ('Kermesina')である。
学名:Pavonia intermedia(=Pavonia x gledhillii)


★めずらしい花の形に驚きつ
 カメラを向ける温室の中




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カリアンドラ・カロティルスス

カリアンドラ・カロティルススはマメ科ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の常緑小高木である。
原産地はグアテマラ、メキシコなどである。
樹高は4メートルから7メートルくらいである。
成長するものは10メートルを超える。
葉は2回羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は周年である。
特に春から夏にかけてよく花を咲かせる。
雄しべが糸状に長く伸びた紅色の花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Calliandra はイタリア語の「kallos (美しい) + andros ( 雄しべ)」からきている。
種小名の calothyrsus は「美しい房」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Calliandra calothyrsus


★紅色の長い雄しべが舞うような
 カリアンドラは神秘に満ちて


カリアンドラ・カロティルスス

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マキシラリア・カリクロマ

マキシラリア・カリクロマはラン科マキシラリア属の常緑多年草である。
フロリダ半島南部からアルゼンチンにかけて分布する着生種である。
草丈は5~50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
葉の質は革質である。
開花時期は周年である。
茎先に暗い紅色をした鉤爪のような花を咲かせる。
属名の Maxillaria はラテン語の「maxilla(顎の骨)」からきている。ずい柱と唇弁の形が口をひらいた昆虫の形に似ていることから名づけられた。
種小名の callichroma は「美しい色の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Maxillaria callichroma


★蘭ですと言わんばかりの花だけど
 シックな色は野生の姿


マキシラリア・カリクロマ

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紅茉莉(ベニマツリ)

紅茉莉(ベニマツリ)はアカネ科ベニマツリ属の常緑低木である。
原産地はキューバ、パナマである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
学名のロンデレティア・オドラータで表示するものもある。
樹高は1~2メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶があり、波打っている。
開花時期は3~7月だが、周年性がある。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、香りのよい赤橙色の花を咲かせる。
花冠は先が5つに裂けて横に開き、喉の部分は黄色い。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
和名の由来は、茉莉花(マツリカ)に似た紅色の花ということからきている。
茉莉花(マツリカ)はジャスミンのことである。
属名の Rondeletia は16世紀のフランス人の博物学者「ロンデレ(G. Rondelet)さんの」という意味である。
種小名の odorata は「よい香りのする」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rondeletia odorata


★花も葉も愛らしき花紅茉莉
 マンボのリズム刻むがごとく


紅茉莉(ベニマツリ)

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キャットテール

キャットテール(cat's tail)はトウダイグサ科エノキグサ属(アカリファ属)の常緑多年草である。
原産地は西インド諸島である。
同属の紅紐の木(ベニヒモノキ)とよく似ている。
学名のアカリファ・レプタンスで表示するところもある。
草丈は20~30センチくらいである。
匍匐性がある。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~11月だが、暖地では周年開花をする。
長さ5~6センチの赤い柔らかな花穂をつける。
花穂は紅紐の木(ベニヒモノキ)よりも短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この赤い花穂を猫のシッポに見立てたのが名の由来である。
属名の Acalypha はギリシャ語の「acalephe(イラクサ)」からきている。
種小名の reptans は「匍匐性の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Acalypha reptans


★色水につけて染めたか猫じゃらし
 キャットテールは不思議な姿


キャットテール

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火焔木(カエンボク)

火焔木(カエンボク)はノウゼンカズラ科カエンボク属の常緑高木である。
原産地は北アフリカや東アフリカである。
日本では沖縄に植えられている。
繁殖力が強く、外来生物法では要注意外来生物にあげられている。
樹高は10~20メートルである。
幹は直立をする。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉は楕円形で先が尖る。
開花時期は3~8月である。
暖地では周年開花をする。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、チューリップに似た鮮やかな紅橙色の花を上向きに房状につける。
この花の様子を「火焔」に見立てたのが名の由来である。
英名はアフリカン・チューリップツリー(African tulip tree)である。
花の色には黄色いものもある。
花の後のできる実は長さが20センチくらいあるさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Spathodea はギリシャ語の「spathe(刀)+oida(似た)」からきている。肉穂花序に似た萼の形から名づけられた。
種小名の campanulata は「鐘形の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Spathodea campanulata


★温室の中は狭いと火焔木
 烈火のごとく怒り燃やして


火焔木(カエンボク)

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鉾葉提琴桜(ホコバテイキンザクラ)

提琴桜(テイキンザクラ)はトウダイグサ科タイワンアブラギリ属(ジャトロファ属)の常緑低木である。
属名の片仮名表記は「ヤトロファ属」とするものもある。
原産地は西インド諸島である。
樹高は1~3メートルである。
枝はやや下垂し、楕円形で先の尖った葉がつく。
この葉が鉾葉状になるものがあり、鉾葉提琴桜(ホコバテイキンザクラ)といって区別している。
開花時期は3~9月だが、暖地では周年性がある。
雌雄同株である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2~3センチの5弁花を数輪つける。
花の色には濃い紅色や桃色、橙色などある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
「提琴」というのはバイオリンのことである。
葉をバイオリンに見立て、花を桜(サクラ)に見立てたのが名の由来である。
属名の Jatropha はギリシャ語の「iatros(医師)+trophe(栄養)」からきている。この属の1種が薬用とされることから名づけられた。
種小名の hastata は「鉾形の」という意味である。
写真は11月に沖縄県沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Jatropha hastata


★葉の形少し変わっているからね
 よく見てほしい花も葉っぱも


鉾葉提琴桜(ホコバテイキンザクラ)

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スパトグロッティス・ポルツスフィンシー

スパトグロッティス・ポルツスフィンシーはラン科コウトウシラン属(スパトグロッティス属)の多年草である。
ニューギニア島に分布する地生種である。
草丈は50~100センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は周年である。
長く伸びた花茎の先に花径5センチくらいの紅色の花を数輪つける。
唇弁には黄色い斑が入る。
花にはかすかな香りがある。
属名の Spathoglottis はギリシャ語の「spatha(刀)+glossa(舌)」からきている。唇弁の裂片の形から名づけられた。
種小名の portus-finschii は「(ニューギニアの)フインシュ港の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Spathoglottis portus-finschii


★調べてもあまり情報ないけれど
 鮮やかな色熱帯の花


スパトグロッティス・ポルツスフィンシー

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スパトグロッティス・ウングイクラタ

スパトグロッティス・ウングイクラタはラン科コウトウシラン属(スパトグロッティス属)の多年草である。
バヌアツ、ニューカレドニアに分布する地生種である。
種小名の読み方は「ウンギキュラタ」や「ウンギクラタ」とするものもある。
草丈は20センチくらいである。
葉は剣形で先が尾状に尖る。
開花時期は不定期である。
花径2~3センチの紅色の花を数輪つける。
唇弁には黄色い斑が入る。
属名の Spathoglottis はギリシャ語の「spatha(刀)+glossa(舌)」からきている。唇弁の裂片の形から名づけられた。
種小名の unguiculata は「爪状の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Spathoglottis unguiculata


★天国にいちばん近い島に咲く
 紅色の花ウングイクラタ

スパトグロッティス・ウングイクラタ

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レナンテラ・コッキネア

レナンテラ・コッキネアはレナンテラ属の多年草である。
中国南部、ベトナム、タイなどに分布する大形の着生種である。
草丈は60~90センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は不定期である。
滅多に花を開かない。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径6センチくらいの鮮やかな赤い花をつける。
属名の Renanthera はギリシャ語の「renis(腎臓)+anther(葯)」からきている。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Renanthera coccinea


★原色の紅が鮮やかレナンテラ
 滅多に開かぬ花に出合って


レナンテラ・コッキネア

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