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色別・月別の花図鑑です
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白花姫石楠花(シロバナヒメシャクナゲ)

白花姫石楠花(シロバナヒメシャクナゲ)はツツジ科ヒメシャクナゲ属の常緑小低木である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、高層湿原や寒地の湿原に生える。
海外では、北半球の北部に広く分布する。
分類上は、姫石楠花(ヒメシャクナゲ)の型の1つで、稀に生える。
樹高は10センチから30センチくらいである。
葉は広い線形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は硬く、縁が外側に巻き込む。
葉の裏面は白い毛で覆われている。
自生地での開花時期は6月から7月である。
枝先に満天星躑躅(ドウダンツツジ)に似た壺形の花を数輪下向きにつける。
基本種の花の色は淡い紅紫色だが、本種は白い。
萼片も白い。
花冠の長さは5、6ミリで、浅く5つに裂ける。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Andromeda polifolia form.leucantha


★ひっそりと静まりかえる湿原に
 そっと顔出す花色白く


白花姫石楠花(シロバナヒメシャクナゲ)

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深山接骨木(ミヤマニワトコ)

深山接骨木(ミヤマニワトコ)はスイカズラ科ニワトコ属の落葉小低木である。
別名を大接骨木(オオニワトコ)
本州の日本海側に分布し、山地に生える。
分類上は、接骨木(ニワトコ)の変種とされている。
樹高は1メートルから2メートルである。
幹は横に這う。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は長い楕円形で、2対から3対からなる。
小葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から6月である。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
実は卵球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、7月から8月ころに赤く熟する。
写真は6月に上高地で撮った。
学名:Sambucus racemosa subsp. sieboldiana var. major


★木だったと後で調べてびっくりだ
 たくさんあったよ深山接骨木


深山接骨木(ミヤマニワトコ)

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西洋鋸草(セイヨウノコギリソウ)

西洋鋸草(セイヨウノコギリソウ)はキク科ノコギリソウ属の多年草である。
原産地はヨーロッパや北アメリカである。
日本へは明治時代に切り花用として渡来した。
その後野生化し、全国の道ばたや草地などに生えている。
名の由来は、葉が鋸の歯のように細かく裂けていることによる。
英名をコモンヤロー(common yarrow)という。
欧米では外傷用の薬草やハーブサラダとして用いられてきた。
属名のアキレアの名でも流通している。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は2-3回羽状に細かく裂ける。
葉の質は軟らかい。
開花時期は6月から9月である。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、たくさんの花(頭花)をつける。
花の色は白いものが多いが、ピンクや赤のものもある。
舌状花は5枚で、ほぼ円形となって先が浅く3つに裂ける。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Achillea millefolium


★怪我したら使ってみてねこの私
 のこぎりなんて名前だけれど


西洋鋸草(セイヨウノコギリソウ)

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白玉の木(シラタマノキ)

白玉の木(シラタマノキ)はツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山帯や高山帯の林の縁や草地に生える。
大山や三瓶山にも隔離分布をする。
別名を白物(シロモノ)ともいう。
これは、赤物(アカモノ)との対比でつけられた名である。
赤物(アカモノ)というのは、岩櫨(イワハゼ)の別名である。
樹高は5センチから20センチくらいである。
枝は地を這い、上部は斜上する。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
革質で硬く、先は丸く、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月ころである。
上部の葉の脇や枝先から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、1輪から6輪の壷形の花を下向きにつける。
花の後には、萼が肥大してさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)を包み、白い球形になる。
白玉になるのは9月ころである。
茎、葉、実はサルチル酸メチルの臭いがする。
写真は7月にアルプの里で撮った。
実の写真は9月に白馬五竜山野草園で撮った。
学名:Gaultheria pyroloides var. miqueliana(=Gaultheria miqueliana)


★ころころと転がりそうな実をつけて
 白玉の木は地を這うように


白玉の木(シラタマノキ)

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白花郡内風露(シロバナグンナイフウロ)

白花郡内風露(シロバナグンナイフウロ)はフウロソウ科フウロソウ属の多年草である。
本州の中部地方に分布し、山地や亜高山の草地や林の中に生える。
郡内風露(グンナイフウロ)や高嶺郡内風露(タカネグンナイフウロ)の近縁種である。
「郡内」は山梨県の地名である。
草丈は50センチから80センチくらいである。
葉は手のひら状に5つから7つに深く裂け、互い違いに生える(互生)。
裂片はさらに浅く裂け、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
茎の上部で枝分かれをし、先に花径3センチくらいの白い5弁花を下向きにつける。
花の色は淡い青紫色を帯びるものもある。
雌しべや雄しべが前に突き出る。
写真は6月に上高地で撮った。
学名:Geranium eriostemon var. reinii form. albiflorum(=Geranium eriostemon var. onoei form. alba)


★俯いてなかなか顔を見せず咲く
 地に膝つけて撮ってみたけど


白花郡内風露(シロバナグンナイフウロ)

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岩三葉(イワミツバ)

岩三葉(イワミツバ)はセリ科エゾボウフウ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
葉はホウレンソウに似て食用にされる。
戦前に栽培されていたものが逸出し、北海道と東京都、神奈川県で野生化している。
草丈は40センチから80センチくらいである。
茎は匍匐して広がる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、小葉の形は長い楕円形である。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に複散形花序を出し、花径2ミリくらいの白い小さな花をたくさんつける。
散形花序というのは、茎先からたくさん枝が出て、その先に1個つずつ花がつく花序のことである。
複散形花序というのは、たくさん出た枝先に小さな散形花序がつくというように散形花序が組み合わさってできている。
複散形花序は、セリ科の多くに見られる特徴である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Aegopodium podagraria


★雑草と言えどなかなか出合えない
 花を見つけて出るアドレナリン


岩三葉(イワミツバ)

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長葉岩下野(ナガバイワシモツケ)

長葉岩下野(ナガバイワシモツケ)はバラ科シモツケ属の落葉小低木である。
日本固有種である。
分類上は、岩下野(イワシモツケ)の品種の1つとされる。
基本種は本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の岩場に生える。
本種の分布ははっきりしない。
基本種との違いは、葉が倒披針形になることである。
樹高は50センチから100センチくらいである。
開花時期は5月から7月である。
枝先に花径1センチに見たいない白い5弁花を散房状につける。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Spiraea niopponica form. oblanceolata


★なかなかに見られぬ花がまた一つ
 葉っぱの違いよく見てみよう


長葉岩下野(ナガバイワシモツケ)

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黒実木苺(クロミキイチゴ)

黒実木苺(クロミキイチゴ)はバラ科キイチゴ属の落葉低木である。
原産地は北アメリカである。
ブラックベリー(blackberry)と呼ばれるものの1つである。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
枝には棘がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から7月である。
花径25ミリくらいの白い花を総状につける。
小果が集まって黒く熟する。
実はソースやジャム、リキュールなどに用いられる。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Rubus allegheniensis


★大きくてとても目だった花が咲く
 実も見てみたい黒実木苺


黒実木苺(クロミキイチゴ)

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藪虱(ヤブジラミ)

藪虱(ヤブジラミ)はセリ科ヤブジラミ属の越年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、道ばたや空き地などに普通に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
草丈は30センチから70センチくらいである。
茎は緑色で毛が生えており、上部でよく枝分かれをする。
葉は2-3回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉は細かく切れ込む。
開花時期は5月から7月である。
茎先に複散形花序を出し、小さな白い花をたくさんつける。
花径は5ミリくらいで、5弁花である。
花弁の先は浅く2つに裂ける。
実は紫褐色をした楕円形で鉤状の毛に被われ、人や動物にひっついて運ばれる。
写真は6月に埼玉県の三郷市で撮った。
学名:Torilis japonica


★名前だけ聞いていたけど藪虱
 実物見ればなかなか綺麗


藪虱(ヤブジラミ)

藪虱(ヤブジラミ)

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色丹草(シコタンソウ)

色丹草(シコタンソウ)はユキノシタ科ユキノシタ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の岩場や砂礫地などに生える。
海外では、サハリンにも分布する。
名の由来は、千島の色丹島で最初に発見されたことからきている。
別名を礼文雲間草(レブンクモマグサ)ともいう。
草丈は3センチから12センチくらいである。
よく枝分かれをしてマット状に広がる。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚い。
葉の先は尖り、縁には剛毛が生える。
開花時期は5月から7月である。
茎先に花径1センチくらいの白い5弁花を2、3輪つける。
花びらには黄色と紅色の斑が入る。
写真は6月に旭山動物園で撮った。
学名:Saxifraga cherlerioides var. rebunshirensis


★岩肌にぺたり貼りつき少しずつ
 縄張り広げ色丹草は


色丹草(シコタンソウ)

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