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色別・月別の花図鑑です
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白加賀(シロカガ)

梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
白加賀(シロカガ)はその栽培品種の1つである。
読み方は「シラカガ」とするものもある。
実梅系の白い一重咲きの中輪(花径20~25ミリ)である。
江戸時代から「加賀白梅」と呼ばれて親しまれてきた。
関東地方を中心に、梅干用や梅酒用として栽培されてきたが、観賞用ともされる。
開花時期は2~3月である。
写真は2月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus mume cv. Shirokaga


★実梅とは知らなかったよ白加賀が
 咲けば季節は変化の兆し


白加賀(シロカガ)

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カメリア・ユーシエネンシス

カメリア・ユーシエネンシスはツバキ科ツバキ属の常緑樹である。
原産地は中国の湖南省である。
中国名は「攸県油茶」という。
椿油を採集するために栽培されている。
開花時期は2~3月である。
花は白い一重咲きで、よい香りがする。
写真は2月に新宿御苑で撮った。
学名:Camellia yuhsienensis


★さっぱりと咲いた姿は自然体
 開いた花は捩れるように


カメリア・ユーシエネンシス

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編目耳掻草(アミメミミカキグサ)

編目耳掻草(アミメミミカキグサ)はタヌキモ科タヌキモ属の多年草である。
インドやスリランカに分布し、湿地に生える食虫植物である。
開花時期は冬~春である。
花径は5ミリくらいで、淡い紅紫色をしている。
花の形は半球形で、唇弁に網目状の模様が入るのが特徴である。
後ろに伸びる距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は弓状である。
学名のウトリキュラリア・レティキュラータで表示するものもある。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Utricularia reticulata


★小さくて欲しくなるよね虫眼鏡
 どんな動きか調べてみたい


編目耳掻草(アミメミミカキグサ)

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インド栴檀(インドセンダン)

インド栴檀(インドセンダン)はセンダン科センダン属の常緑高木である。
原産地はインドである。
暖かい海岸地方に生える。
今ではアフリカや中南アメリカなどの熱帯地方に広く植えられている。
英名はニーム(neem)である。
虫除けの木として知られる。
樹高は20メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は1月から4月くらいである。
葉の脇から円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、白い5弁花をたくさんつける。
花径は1センチくらいで、甘い香りがする。
花の後にできる実は楕円形で、黄色く熟する。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Antelaea azadirachta(=Azadirachta indica)


★虫除けの効果はとても強いんだ
 自然と生きる暮らしのホープ


インド栴檀(インドセンダン)
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尖り葉椿(トガリバツバキ)

尖り葉椿(トガリバツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は中国の南部で、雲南省などの標高400~1000メートルの山の斜面に生える。
漢名は「尖葉山茶」である。
学名からカメリア・カスピダータ、あるいはカメリア・クスピダータとする場合もある。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は長さ3~9センチの楕円形で、先は尾状に尖る。
開花時期は1~3月くらいである。
花の色は白く、花径は20~25ミリくらいと小さい。
花びらの数は6~7枚である。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
油料植物とされる。
また、多くの交雑種の交配親となっている。
写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia cuspidata

★尖った葉個性に満ちたその姿
 花は小さくたくさんついて

尖り葉椿(トガリバツバキ)

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島車輪梅(シマシャリンバイ)

島車輪梅(シマシャリンバイ)はバラ科シャリンバイ属の常緑小高木である。
小笠原諸島の固有種である。
方言名はアレキサンドルである。
これは材が固いことからax handle(斧の柄)と呼ばれたのが転訛したものである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は艶があり、裏面の網状の脈は褐色を帯びる。
開花時期は12~3月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、「梅」に似た白い5弁花をつける。
花にはよい香りがある。
実は直径1センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟する。
写真は2月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Rhaphiolepis wrightiana

★満開の花の姿をいつの日か
 彼の地に見たい島車輪梅

島車輪梅(シマシャリンバイ)

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無人小小ん坊(ムニンシャシャンボ)

無人小小ん坊(ムニンシャシャンボ)はツツジ科スノキ属の常緑低木である。
小笠原諸島の固有種である。
日当たりの良い尾根や斜面に生える。
苔桃(コケモモ)などに近い仲間である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は1~2メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は1~3月くらいである。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い鐘状の小さな花をたくさんつける。
花の形は細長く、先は小さく5つに裂ける。
実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、黄緑色から暗い紫色に熟する。
食べると甘いが、あまり結実はしないという。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Vaccinium boninense


★尖んがった花がとっても可愛いよ
 もうすぐ開く無人小小ん坊


無人小小ん坊(ムニンシャシャンボ)

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節分草(セツブンソウ)

節分草(セツブンソウ)はキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方から中国地方にかけて分布し、雑木林などの半日陰地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
地中に球形の塊茎がある。
根際から生える葉は長い柄のある五角形である。
3つに裂けたものが、更に2つに裂けた上で羽状に細かく裂ける。
開花時期は2~3月である。
茎先に1輪の花をつける。
5弁の白い花びらのように見えるのは萼である。
本当の花びらは退化して、花の中心にある黄色い蜜槽と呼ばれるものになっている。
花の下には手のひら状に切れ込んだ総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)がある。
和名の由来は節分のころに咲くことからきているが、山地での開花は3月になるという。
写真は2月に向島百花園で撮った。
学名:Eranthis pinnatifida(=Shibateranthis pinnatifida)


★真っ先に春を告げ咲く花びらは
 ただ愛らしく名は節分草


節分草(セツブンソウ)

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大雪の花(オオユキノハナ)

大雪の花(オオユキノハナ)はヒガンバナ科マツユキソウ属(ガランツス属)の多年草である。
原産地はバルカン半島から小アジアにかけてである。
スノードロップ(snowdrop)と呼ばれるものの1つである。
別に待雪草(マツユキソウ:Galanthus nivalis)にもこの名称が用いられる。
大待雪草(オオマツユキソウ)の名も充てられるが、スノーフレーク(Leucojum aestivum)にも同じ名前があるので紛らわしい。
草丈は15~20センチくらいである。
根際から生える葉はへら形である。
開花時期は1~3月である。
花茎の先に白い花を下向きにつける。
花被片は6枚である。
花被片のつけ根の部分は緑色である。
また、内花被片(短い花被片)には緑色の模様が入る。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Galanthus elwesii


★早々と花を開いた妖精さん
 霜にご注意大雪の花


大雪の花(オオユキノハナ)

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ホワイト・パウダーパフ

ホワイト・パウダーパフ(white rowederpuff)はマメ科ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の常緑低木である。
原産地はボリビアである。
属名のカリンアンドラ(Calliandra)の名でも流通している。
カリンアンドラは美しい雄しべを意味する。
白く伸びているのは雄しべである。
ホワイト・パウダーパフは英名である。
赤花のものもあり、大紅合歓(オオベニゴウカン)と呼ばれる。
こちらのほうの英名はレッド・パウダーパフ(red powederpuff)である。
本種はその園芸品種である。
樹高は2~3メートルである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細長い卵形である。
開花時期は12~3月くらいである。
写真は1月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Calliandra haematocephala cv. Albiflora


★不思議なる花の形で人気呼ぶ
 カリンアンドラはボリビア育ち


ホワイト・パウダーパフ

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