忍者ブログ
色別・月別の花図鑑です
<< 03  2024/04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    05 >>
[626] [625] [624] [623] [622] [621] [620] [619] [618] [617] [616
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

姫茴香(ヒメウイキョウ)

姫茴香(ヒメウイキョウ)はセリ科ヒメウイキョウ属の越年草である。
原産地はヨーロッパである。
栽培の歴史は古く、石器時代の遺跡からも出土しているという。
ヨーロッパではハーブとして親しまれてきた。
英名はキャラウェイ(carraway)である。
日本へは明治時代に渡来した。
草丈は30~80センチくらいである。
葉は2回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
羽状複葉というのは鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
それをもう一度枝分かれさせた先に羽状複葉をつけて1枚の葉となる。
小葉はさらに細かく裂けて糸状となる。
ニンジンの葉のような感じである。
開花時期は5~6月である。
茎先に複数の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を組み合わせて出し、白い小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
葉、根、種子がエッセンシャルオイルや香辛料などに利用される。
また、種子は生薬名を葛ずい子(かつずいし)といい、鎮痙、去痰剤とされる。
属名の Carum はラテン語の「caron(頭)」に由来するキャラウェイの古代のラテン名(careum)からきている。花序ないし実の形を表したものとされる。
種小名の carvi は「キャラウェイ」のことである。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Carum carvi


★西欧の歴史に深くかかわった
 姫茴香の花の香を嗅ぎ


姫茴香(ヒメウイキョウ)

今日の花ドットコム
花図鑑
PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター



楽  天
PR


AmazonStore
by amanatu

最新CM
[10/06 ニコラス・屁イジ]
[09/09 龍]
[09/08 ひとえ]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析




Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    photo by 空色地図 -sorairo no chizu-    icon by Atelier Black/White

忍者ブログ [PR]