忍者ブログ
色別・月別の花図鑑です
<< 03  2024/04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    05 >>
[661] [660] [659] [658] [657] [656] [655] [654] [653] [652] [651
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

島山吹升麻(シマヤマブキショウマ)

島山吹升麻(シマヤマブキショウマ)はバラ科ヤマブキショウマ属の多年草である。
山吹升麻(ヤマブキショウマ)の地域変種である。
伊豆諸島に分布し、伊豆大島の三原山や八丈島の八丈富士の岩場に生える。
草丈は30~80センチくらいである。
茎のつけ根の部分には早落性の鱗片(根茎にある肥厚したもの)がある。
根際から生える葉は2回3出複葉である。
3出複葉は三つ葉のことで、3つに枝分かれした先にそれぞれ三つ葉をつけて1枚の葉となる。
小葉の形は卵形である。
小葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
雌雄異株である。
茎先に複数の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を密生させる。
山吹升麻(ヤマブキショウマ)と比べると、苞、萼片、花弁、花柱が長い。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)で、下を向いており内側に開く。
属名の Aruncus はラテン語の「aruncus(ヤギのヒゲ)」からきている。
種小名の dioicus は「雌雄異株の」という意味である。
変種名の insularis は「島に生える」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Aruncus dioicus var. insularis


★限られた土地に合わせて少しだけ
 姿を変えた山吹升麻


島山吹升麻(シマヤマブキショウマ)

花図鑑
植物図鑑



PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター



楽  天
PR


AmazonStore
by amanatu

最新CM
[10/06 ニコラス・屁イジ]
[09/09 龍]
[09/08 ひとえ]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析




Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    photo by 空色地図 -sorairo no chizu-    icon by Atelier Black/White

忍者ブログ [PR]