忍者ブログ
色別・月別の花図鑑です
<< 04  2024/05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    06 >>
[647] [646] [645] [644] [643] [642] [641] [640] [639] [638] [637
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

藪茨(ヤブイバラ)

藪茨(ヤブイバラ)はバラ科バラ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州の近畿地方の太平洋側と四国、九州に分布し、海岸に近い崖地や山地の林の中に生える。
別名を匂茨(ニオイイバラ)ともいう。
樹高は2~3メートルである。
幹は細長く、枝には疎らに鉤型の棘がある。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉5~7枚で1枚の葉が構成される。
小葉の形は卵形でやや艶があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
頂小葉が側小葉より大きく、先は尾状に尖る。
葉の裏面や柄には毛が生える。
開花時期は5~6月である。
枝先に花径1~2センチの小振りの白い花を数輪つける。
紅色のばかしが入るものもある。
花弁は5枚である。
花弁の形は卵倒形で、先がへこむ。
萼片は5枚である。
雄しべは黄色く、たくさんある。
花柱には綿毛が生える。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、赤く熟する。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の onoei は明治時代の博物学者「小野職愨さんの」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rosa onoei


★小さくてまとまって咲く藪茨
 香りにつられ棘に用心


藪茨(ヤブイバラ)

花図鑑
今日の花ドットコム




PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カウンター



楽  天
PR


AmazonStore
by amanatu

最新CM
[10/06 ニコラス・屁イジ]
[09/09 龍]
[09/08 ひとえ]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析




Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    photo by 空色地図 -sorairo no chizu-    icon by Atelier Black/White

忍者ブログ [PR]