忍者ブログ
色別・月別の花図鑑です
<< 03  2024/04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    05 >>
[679] [678] [677] [676] [675] [674] [673] [672] [671] [670] [669
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

山牛蒡(ヤマゴボウ)

山牛蒡(ヤマゴボウ)はヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草である。
原産地は中国である。
日本へは薬用として渡来した。
現在では逸出したものが野生化し、北海道から九州にかけて分布するが、個体数は少ない。
根を干したものを生薬の商陸(しょうりく)といい、利尿、鎮咳、去痰薬とする。
ただし、根は硝酸カリを含み有毒である。
山菜として市販される「ヤマゴボウの味噌漬け」は森薊(モリアザミ)の根を用いたものである。
草丈は50~130センチくらいである。
葉は楕円形で、長さは10~20センチくらいあり、質は柔らかい。
開花時期は6~9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、5枚の萼片からなる白い小花を密生させる。
花の後につく実は液果(水分を多く含み中に種が1つある)で、紫黒色に熟する。
属名の Phytolacca はギリシャ語の「phyton(ギリシャ語:植物)+ lacca(ラテン語:深紅色の顔料)」からきている。液果に深紅色があることことから名づけられた。
種小名の esculenta は「食用になる」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
実の写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Phytolacca esculenta


★地味だけど毒にもなるし薬にも
 独り静かに山牛蒡咲く


山牛蒡(ヤマゴボウ)

花図鑑
植物図鑑



PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター



楽  天
PR


AmazonStore
by amanatu

最新CM
[10/06 ニコラス・屁イジ]
[09/09 龍]
[09/08 ひとえ]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析




Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    photo by 空色地図 -sorairo no chizu-    icon by Atelier Black/White

忍者ブログ [PR]