忍者ブログ
色別・月別の花図鑑です
<< 03  2024/04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    05 >>
[686] [685] [684] [683] [682] [681] [680] [679] [678] [677] [676
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

唐鼠黐(トウネズミモチ)

唐鼠黐(トウネズミモチ)はモクセイ科イボタノキ属の常緑小高木である。
原産地は中国の南部である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
現在では公園や路側帯などによく植えられている。
樹高は6~8メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚く、葉脈が透けて見えるのが特徴である。
開花時期は6~7月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花には強い香りがある。
花弁は4枚、雄しべは2本である。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟する。
実は生薬で女貞子(じょていし)といい、強壮作用がある。
属名の Ligustrum はラテン語の「ligare(縛る)」からきている。この属の1種の枝で物を縛ったことから名づけられた。
種小名の lucidum は「強い光沢のある」という意味である。
写真は7月に埼玉県の三郷市で撮った。
実の写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Ligustrum lucidum


★遠目にも花の季節はよく目立つ
 唐鼠黐は香りも強く


唐鼠黐(トウネズミモチ)

花図鑑
植物図鑑



PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター



楽  天
PR


AmazonStore
by amanatu

最新CM
[10/06 ニコラス・屁イジ]
[09/09 龍]
[09/08 ひとえ]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析




Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    photo by 空色地図 -sorairo no chizu-    icon by Atelier Black/White

忍者ブログ [PR]