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色別・月別の花図鑑です
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白花南天萩(シロバナナンテンハギ)

南天萩(ナンテンハギ)はマメ科ソラマメ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、山地の草原に生える。
和名の由来は、葉の形が南天(ナンテン)に似ていて、花の形が萩(ハギ)に似ていることからきている。
稀に花の色の白いものもあり、白花南天萩(シロバナナンテンハギ)という。
草丈は50~100センチくらいである。
葉は2枚の小葉からなる羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉は卵形をしており、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には毛が生えている。
開花時期は6~10月くらいである。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、細長い蝶形をした白い花をたくさんつける。
花の後には、長さ3センチくらいの豆果(莢の中に種子が入るもの)をつける。
写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Vicia unijuga form. albiflora


★真っ白におめかしすればその姿
 違って見える自然の不思議


白花南天萩(シロバナナンテンハギ)

花図鑑
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白嫁菜(シロヨメナ)

白嫁菜(シロヨメナ)はキク科シオン属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、林の中や林の縁に生える。
海外では、台湾にも分布する。
草丈は70~100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~11月である。
茎先で少し枝分かれをし、散房状(柄のある花がいくつかつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)に花(頭花)をつける。
白い花びら(舌状花)は8枚から13枚くらいで、間隔は不ぞろいである。
胡麻菜(ゴマナ)に似ているが、それよりも総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)がやや長く、総苞片の数も多い。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Aster ageratoides var. ageratoides(=Aster ageratoides var. harae form. leucanthus)


★さりげなく野を彩って白嫁菜
 ゆらりゆらゆら風に吹かれて


白嫁菜(シロヨメナ)

花図鑑
千日紅(センニチコウ)

千日紅(センニチコウ)はヒユ科センニチコウ属の一年草である。
原産地は熱帯アメリカで、日本へは江戸時代の初期に渡来した。
花期が長いことから仏花として好まれ、名の由来ともなっている。
また、江戸時代の中期には既にドライフラワーとして利用されたという記録もあるそうである。
草丈は40~50センチくらいである。
全草に毛が生えており、よく枝分かれをする。
葉は楕円形で先が尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉は向かい合って生える(対生)。
開花時期は7~11月と長い。
茎先にボンボンのような丸い花(頭花)をつける。
花のように見え丸い部分は苞(花のつけ根につく葉の変形したものが発達したものである。
花の色はピンク、白、紅紫などがある。
俳句の季語は夏である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Gomphrena globosa


★爽やかな季節迎えて千日紅
 坊主頭をずらり並べて


千日紅(センニチコウ)

花図鑑
白玉星草(シラタマホシクサ)

白玉星草(シラタマホシクサ)はホシクサ科ホシクサ属の一年草である。
日本固有種である。
静岡県、愛知県、三重県に分布し、日当たりのよい湿地に生える。
植物地理学的には周伊勢湾要素ないし東海丘陵要素の植物と呼ばれる。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は20~40センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、先は針状に尖っている。
開花時期は8~10月である。
頭花は球形で、花径は1センチに満たない。
つけ根の部分がややへこみ、全体に白い短い毛が密生していて白い球のように見える。
白っぽく見えるのは雄花や雌花の一部である。
黒っぽく見えるのは雄しべの葯である。
名の由来は、この花の姿からきている。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の山野草展で撮った。
学名:Eriocaulon nudicuspe


★小さくてとても可愛い花つけて
 白玉星草花火のように


白玉星草(シラタマホシクサ)

花図鑑
コスモス

コスモス(cosmos)はキク科コスモス属の一年草である。
原産地はメキシコの高原地域である。
和名は秋桜(アキザクラ)という。
メキシコには20種以上の野性種があるといわれている。
コスモスの名はコスモス属の総称としても用いられるが、一般的には大春車菊(オオハルシャギク)を指す。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
草丈は1~3メートルである。
茎は太い。
葉は羽状に細かく切れ込み、向かい合って生える(対生)。
葉の裂片は線形となる。
開花時期は9~10月くらいである。
6月から咲く早生品種もある。
花径は6~10センチくらいである。
舌状花は8枚くらいあり、先が3つに裂ける。
花の色は淡い紅色である。
園芸品種には白、赤、黄色、オレンジなどのものや八重咲きのものもある。
筒状花の色は黄色い。
俳句の季語は秋である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
ソナタホワイトという園芸品種である。
学名:Cosmos bipinnatus(オオハルシャギク)


★コスモスが寄り添うようにひそひそと
 内緒の話聴いてみたいな
☆風に揺れ色とりどりのコスモスに
 そっと話せば想い届いて


コスモス

花図鑑
アノダ・クリスタータ

アノダ・クリスタータはアオイ科アノダ属の多年草である。
原産地は北アメリカ、中央アメリカである。
草丈は60~120センチくらいである。
葉は三角形で、互い違いに生える(互生)。
葉と茎には粗い毛が生える。
開花時期は6~11月である。
葉の脇に淡い赤紫色の5弁花を1つずつつける。
花の色には白いものもある。
花は一日花である。
花はつけ根のところで雄しべとくっつき、5本の雄しべも合着して筒状になる。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Anoda cristata


★一日の命なれども次々と
 花を咲かせて霜下りるまで


アノダ・クリスタータ

花図鑑
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