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色別・月別の花図鑑です
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秋咲きスノーフレーク(アキザキスノーフレーク)

秋咲きスノーフレーク(アキザキスノーフレーク)はヒガンバナ科スノーフレーク属(レウコユム属)の多年草である。
原産地はポルトガル、モロッコである。
草丈は15センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は線形で細い。
開花時期は8月から10月である。
小さな白ないし淡いピンク色の花を下向きに数個咲かせる。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Leucojum autumnale


★俯いてスノーフレーク何思う
 秋咲きなれば憂いも深く


秋咲きスノーフレーク(アキザキスノーフレーク)

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高三郎(タカサブロウ)

高三郎(タカサブロウ)はキク科タカサブロウ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、湿った道端や水田の縁などに生える。
縄文時代の後期には日本に渡来していたという史前帰化植物である。
世界中の温帯から熱帯にかけて広く分布する。
和名の由来ははっきりしない。
近縁種として1981年に確認されたアメリカ高三郎(アメリカタカサブロウ)がある。
そちらのほうは、花径が半分くらい、葉がやや細く鋸歯が明瞭、種子に翼がないなどの特徴があるという。
草丈は20センチから70センチくらいである。
よく枝分かれをする。
茎や葉には毛が生えていてざらつく。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7月から10月くらいである。
茎先に花径1センチくらいの白い花(頭花)をつける。
真ん中にある筒状花は緑白色で、周りに白い舌状花がある。
花の後にできる実はそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)である。
そう果には冠毛はなく、種子は水に流されて散布される。
種子には翼がある。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Eclipta thermalis


★名前だけ聞いていたけど高三郎
 とても綺麗だモザイクのよう


高三郎(タカサブロウ)

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薄雪草(ウスユキソウ)

薄雪草(ウスユキソウ)はキク科ウスユキソウ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道から九州にかけて分布し、山地から亜高山の草地や礫地に生える。
草丈は20センチから50センチくらいである。
全体に灰白色の綿毛が生える。
茎につく葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は淡い緑色で、裏面には綿毛が密生する。
葉には柄はなく、先はやや尖る。
根際から生える葉もあるが、開花時には枯れる。
開花時期は7月から9月である。
茎の上部で枝分かれをし、先に数個の頭花をつける。
頭花は「薄雪」に譬えられる白い苞葉の上につく。
周りに雌花があり、真ん中に雄花がある。
花の後にできる実はそう果(1つの種子しかなく開かないもの)で、毛が生えている。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Leontopodium japonicum


★薄っすらと包む綿毛が個性的
 薄雪草はイメージ淡く


薄雪草(ウスユキソウ)

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花図鑑
丸葉面高(マルバオモダカ)

丸葉面高(マルバオモダカ)はオモダカ科マルバオモダカ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、池や沼、水田などの浅い所に生える。
海外では、中国やインド、オーストラリア、マダガスカルなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
葉は円形または腎臓形ではっきりした葉脈が見られる。
名の由来は、丸い葉にちなんでいる。
はじめは水面に浮かんでいるが、その後直立する。
開花時期は8月から9月である。
30センチから100センチくらいの花茎を伸ばし、円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)をつくる。
花は白い三弁花である。
写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Caldesia parnassifolia


★花茎を伸ばし小さな白い花
 風に震わす丸葉面高


丸葉面高(マルバオモダカ)

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花図鑑
大烏瓜(オオカラスウリ)

大烏瓜(オオカラスウリ)はウリ科カラスウリ属の蔓性多年草である。
漢字では「大唐朱瓜」とも書く。
紀伊半島、四国、九州、沖縄に分布し、林の縁や荒れ地などに生える。
海外では、台湾、中国、東南アジアなどにも分布する。
草丈は5~8メートルに達する大形の蔓性植物である。
葉は心形ないし腎心形で、手のひら状に浅く5つから7つに裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の表面には短い剛毛が生える。
雌雄別株である。
開花時期は8~9月である。
花の色は白い。
花は夕方から開きはじめ、翌日の昼前には閉じる。
夜咲く花は、夜行性の昆虫によって受粉する。
花弁の先の糸状のものは、昆虫を呼び寄せるためだという。
花の後にできる実は、直径6~7センチの円形に近い楕円形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、縞模様のある緑色から朱赤色に熟する。
根は生薬でカロコンといい、利尿、解熱などの薬効がある。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Trichosanthes bracteata



★夜にしか開かぬ花に出合えたよ
 細かく縮れてレースのようだ


大烏瓜(オオカラスウリ)

花図鑑
蒔絵萩(マキエハギ)

蒔絵萩(マキエハギ)はマメ科ハギ属の落葉小低木である。
本州から沖縄にかけて分布し、草地や林の中に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は30~60センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形である。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の表面は緑色で毛はなく、裏面には短い毛が生える。
開花時期は7~9月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、数輪の白い蝶形の花をつける。
花径は5~10ミリくらいで、つけ根の部分に紅色の斑が入る。
花の後にできる実は長さ3~4ミリの豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
和名の由来は、細い花柄の先に花をつける様子を蒔絵の筆法に譬えたものだという。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Lespedeza virgata


★品のよい名前の似合う蒔絵萩
 よく見てごらん味のある花


蒔絵萩(マキエハギ)

花図鑑
ステビア

ステビアはキク科ステビア属の多年草である。
原産地は南アメリカのパラグアイである。
16世紀ころから甘味料として使用されてきたという。
日本へは1971年に導入され、甘味料として栽培されている。
草丈は50~100センチくらいである。
葉はやや先の尖った楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は9~11月である。
小さく白い花(頭花)が群がって咲く。
低カロリー食品で、糖尿病患者用の食品の甘味料として広く利用されている。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Stevia rebaudiana


★虫たちを群がるように寄せ集め
 ステビアの花賑わい咲いて


ステビア

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花縮紗(ハナシュクシャ)

花縮紗(ハナシュクシャ)はショウガ科シュクシャ属(ヘディキウム属)の常緑多年草である。
原産地はインド、マレー半島である。
日本へは江戸時代に渡来した。
流通名はジンジャーである。
これは英名のジンジャーリリー(ginger lily)やホワイトジンジャー(white ginger)からきたものである。
英名のジンジャー(ginger)は生姜(ショウガ)のことだが、それとは異なる。
花から香水用の精油を取るために栽培され、また観賞用に栽培される。
九州や沖縄では野生化もしている。
草丈は1~2メートルくらいである。
茎の部分は葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が折り重なったもので、偽茎と呼ばれる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~11月である。
短日植物で、夕方になると香りのよい白い花を開く。
花の仕組みも独特である。
花被片は6枚あるが、外花被3枚は合着して花のつけ根にある。
内花被3枚はつけ根は合着し、先が3つに分かれる。
もう1枚、唇形の花びらがあるが、これは雄しべが花びらの形になっている。
また、飛び出している蘂は、雄しべと雌しべが1つになったものである。
キューバ共和国とニカラグア共和国の国花である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Hedychium coronarium


★仄かなる香り床しき夜の花
 真白が冴えるジンジャーリリー


花縮紗(ハナシュクシャ)

花図鑑
霜柱(シモバシラ)

霜柱(シモバシラ)はシソ科シモバシラ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の木陰などに生える。
属名の Keiskea は、明治時代の植物学者伊藤圭介さんの名にちなむ。
草丈は40~90センチくらいである。
茎の断面は四角形で硬く、上部で枝分かれをする。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9~10月である。
上部の葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、片側だけに白い唇形の花を並べてつける。
名の由来は、花の姿を霜柱に見立てたものである。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Keiskea japonica


★遠目には白房垂れるその姿
 近づき見れば花咲き乱れ


霜柱(シモバシラ)

花図鑑
白花曼珠沙華(シロバナマンジュシャゲ)

白花曼珠沙華(シロバナマンジュシャゲ)はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。
鍾馗水仙(ショウキズイセン)と彼岸花(ヒガンバナ)との自然交雑種である。
本州の中国地方から沖縄にかけて分布し、道端や土手などに生える。
海外では、朝鮮半島、済州島などにも分布する。
草丈は30~50センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
彼岸花(ヒガンバナ)よりも太く、鍾馗水仙(ショウキズイセン)よりも細い。
葉のある時期には花は咲かず、花期には葉がない。
開花時期は9~10月である。
花の色は白く、ピンクのぼかしの入るものもある。
花びら(花被片)は6枚である。
強く反り返るが、彼岸花(ヒガンバナ)ほどは反り返らない。
また、縁の皺も弱い。
雄しべは6本で、先に花粉をつける。
花粉をつけていないのが雌しべの花柱である。
鱗茎にはアルカロイドを含み、猛毒である。
別名を白花彼岸花(シロバナヒガンバナ)ともいう。
俳句では「曼珠沙華」、「彼岸花」が秋の季語である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Lycoris albiflora


★束の間に果てる夢ならこの夢に
 白無垢を着て曼珠沙華咲く


白花曼珠沙華(シロバナマンジュシャゲ)

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