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色別・月別の花図鑑です
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銀盃草(ギンパイソウ)


銀盃草(ギンパイソウ)はナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の多年草である。
漢字では「銀杯草」とも書く。
原産地はアルゼンチン、チリである。
草丈は5~10センチくらいである。
茎は地を這って広がる。
葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月である。
花径3~4センチの乳白色の花を上向きにつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて広がり、盃のような形になる。
花冠には皺が寄っている。
花の真ん中は黄色い。
雄しべは4本、仮雄しべが1本ある。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Nierembergia repens


★銀杯に受ける滴は銀の雨
 しばし宿りて地を潤わせ


銀盃草(ギンパイソウ)


花図鑑
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莢迷(ガマズミ)


莢迷(ガマズミ)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
「迷」の字は正しくはクサカンムリがつくのだが仮に用いた。
北海道の南部から九州にかけて分布し、山野に生える。
また、庭木ともされる。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
樹高は2~4メートルくらいである。
枝には密に毛が生える。
葉は幅の広い卵形ないし円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の両面に毛が生えている。
開花時期は5~6月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花冠は直径5ミリくらいで、先は5つに裂ける。
雄しべは5本である。
実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋には赤く熟する。
実は甘酸っぱく生食ができ、果実酒としても利用される。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Viburnum dilatatum


★びっしりと咲いた小花に髭つけて
 輝く様はただ愛らしく



莢迷(ガマズミ)


花図鑑
東白糸草(アズマシライトソウ)


東白糸草(アズマシライトソウ)はユリ科シライトソウ属の多年草である。
本州の関東地方に分布し、山地の林の中に生える。
分類上は、白糸草(シライトソウ)の変種とされている。
形態的には、上方の花被片が短い、葉の柄が長いなどの特徴がある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は30~35センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で先が尖り、ロゼット状となる。
茎につく葉は披針形である。
開花時期は5~6月である。
花茎を立てて、白い小さな花をブラシ状につける。
花被片6枚のうち上の4枚は極端に短く4ミリ以下で、下の2枚は退化している。
写真は5月に神代植物公園の「春の野草展」で撮った。
学名:Chionographis japonica var. hisauchiana


★どこでこう変わったのかな白糸草
 ブラシ短く関東に咲く



東白糸草(アズマシライトソウ)


花図鑑
伊吹下野(イブキシモツケ)


伊吹下野(イブキシモツケ)はバラ科シモツケ属の落葉低木である。
本州の近畿地方から九州にかけて分布し、山地の岩場、蛇紋岩地、石灰岩地などに生える。
和名の由来は、伊吹山で最初に発見されたことからきている。
樹高は100~150センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は硬く、裏面の葉脈上には毛が密に生える。
開花時期は4~6月くらいである。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花序径は3センチくらいである。
花弁は5枚である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Spiraea dasyantha


★ぽんぽんと小さな毬を思わせる
 花が可愛い伊吹下野



伊吹下野(イブキシモツケ)


花図鑑
小米躑躅(コゴメツツジ)


小米躑躅(コゴメツツジ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
原産地は中国の中北部と朝鮮半島の北部である。
標高1500~2500メートルの地域に生える。
日本では観賞用として栽培されている。
漢名は「照山白」という。
学名のロードデンドロン・ミクランツムで表示するところもある。
樹高は100~150センチくらいである。
枝は細長い。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~7月くらいである。
花径1センチくらいの小さな白い花をつける。
花冠は漏斗状で、先が5つに裂ける。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron micrranthum


★小ささもここまでくれば天晴れか
 小米躑躅は樹下に涼んで


小米躑躅(コゴメツツジ)


花図鑑
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