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色別・月別の花図鑑です
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メロカクツス・アズレンシスはサボテン科メロカクツス属の常緑多年草である。
玉サボテンの仲間の1つである。
原産地はブラジルである。
異名をメロカクツス・エルネスティー(Melocactus ernestii)という。
草丈は35~45センチくらいである。
植物体の色は緑色で、朱色の棘がある。
成熟すると短い円柱状の花座をつける。
開花時期は春である。
花の色は桃色である。
属名の Melocactus は Echinomelocactus の短縮されたもので、「echino(ハリネズミ)+melos(リンゴ)+cactos(チョウセンアザミ)」からきている。
種小名の azulensis は「(ブラジルの)アズール(Azul)の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Melocactus azulensis


★いろいろな名前があってむずかしい
 見分けたくても知識乏しく




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デンドロビウム・アフィルムはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
中国南部、ベトナム、タイ、ヒマラヤ、マレーシア、スリランカ、インドなどに分布し、樹上に生える着生種である。
葉は披針形(笹の葉のような形)で革質である。
草丈は60~90センチくらいである。
開花時期は3~4月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチくらいの白ないし淡いピンクの花をつける。
唇弁はほぼ円形で、白い軟らかな毛に覆われる。
花はよい香りがする。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の aphyllum は「葉のつかない」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium aphyllum


★軟らかな寝床のような唇弁が
 チャーミングだねアフィルムの花





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デンドロビウム・デンシフロルムはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
中国南西部、ラオス、タイ、ミャンマー、ヒマラヤ、インドのアッサム地方などに分布し、森の中の樹木に生える着生種である。
草丈は20~30センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で革質である。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂らし、花径5センチくらいの黄橙色の花をあふれる房のようにつける。
花はわずかに芳香がある。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の densiflorum は「あふれるように花をつける」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium densiflorum


★名の通り溢れるように花つけて
 今が盛りのデンドロビウム




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ペルティフィルム・ペルタツムはユキノシタ科ペルティフィルム属(ダルメラ属)の多年草である。
ダルメラ・ペルタタ(Darmera peltata)とシノニムである。
原産地は北アメリカである。
オレゴン州からカリフォルニア州にかけて分布し、高山の渓流沿いに生える。
草丈は60~120センチくらいである。
葉は長さが40~60センチくらいあって丸く大きく、手のひら状に切れ込む。
葉の色は淡い緑色で、まるで傘のようである。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
丸い大きなボール状の花房に、淡い紅色を帯びた白い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はアンブレラプラント(umbrella plant)である。
属名の Peltiphyllum はギリシャ語の「pelta(楯状の)+phyllum(葉)」からきている。
種小名の peltatum は「楯状の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Peltiphyllum peltatum(=Darmera peltata)


★日本ではあまり知られぬ花だけど
 調べてみれば少しはわかる




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小海老草(コエビソウ)はキツネノマゴ科キツネノマゴ属の常緑低木である。
原産地はメキシコである。
和名の由来は、赤褐色や黄褐色の花のように見える重なり合った苞を小海老に見立てたものである。
実際の花は苞の間から出ている小さな唇形をした白花である。
イエロークイーン(Yellow queen)はその園芸品種である。
特徴は苞の色が黄色ないし黄緑色になることである。
樹高は50~150センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~11月である。
暖地では周年開花をする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Justicia はスコットランドの植物学者「ジャスティス(J. Justice)さん」の名からきている。
種小名の brandegeana はアメリカの植物学者「ブランデジー(T. S. Brandegee)さんの」という意味である。
品種名の Yellow Queen は「黄色の女王」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Justicia brandegeana 'Yellow Queen'


★面白い苞の形に笑み漏れる
 小海老だけれど色は黄緑




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油瀝青(アブラチャン)はクスノキ科クロモジ属の落葉低木である。
本州から九州にかけて分布し、山地の沢筋などに生える。
樹高は2~4メートルくらいである。
樹皮は赤褐色で小さな皮目がある。
枝は細かく分かれる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。 
葉の縁にぎざぎざはなく(全縁)、波打っている。
葉の表面は緑色、裏面は灰白色を帯びている。
開花時期は3~4月である。
開花は葉の展開に先立つ。
雌雄異株である。
雄花は淡い黄色で数個が固まってつく。
雌花は黄緑色で、雄花より小さい。
実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
直径15ミリくらいの球形で、黄色に熟する。
割れると、中に1個の種子が入っている。
和名の由来は、実や樹皮を絞って油を採り灯火に使ったことからきている。
属名の Lindera はスウェーデンの植物学者「ヨハン・リンデル(Johann Linder)さん」の名からきている。
種小名の praecox は「早咲きの」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
黄葉の写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Lindera praecox


★黄緑の花が可愛いアブラチャン
 春一番を知らせるように






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姫榊(ヒサカキ)はツバキ科ヒサカキ属の常緑小高木である。
本州から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
和名の由来は、榊(サカキ)に似ていて小さいことから「姫榊」となり、それが訛って「ヒサカキ」になったと言われている。
また、榊(サカキ)に非ずで「ヒサカキ」という説もある。
関東地方では榊(サカキ)として売られ、神棚に供えられる。
樹高は4~8メートルくらいである。
樹皮は灰褐色をしている。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3~4月である。
雌雄異株である。
葉の脇に直径5~6ミリの小さな白い花を下向きにつける。
花弁は5個で、雄花には雄しべが10~15個、雌花には雌しべが1個ある。
花の後にできる実は直径4~5ミリの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、10~12月に黒く熟する。
属名の Eurya はギリシャ語の「eurys(広い)」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
実の写真は12月に北の丸公園で撮った。
学名:Eurya japonica


★葉の下に小さな花をびっしりと
 つけて姫榊春の微笑み






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日向水木(ヒュウガミズキ)はマンサク科トサミズキ属の落葉低木である。
本州の日本海側(石川県、福井県、岐阜県、京都府、兵庫県)、四国(高知県)に分布し、丘陵地などに生える。
また、庭木とされる。
海外では、台湾にも分布する。
樹高は1~3メートルくらいである。
樹皮は灰褐色をしている。
根元から複数の幹が生えて株立ち状となる。
葉は偏円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
表面は濃い緑色で、裏面は白味がかった淡い緑色である。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って開花する。
花の色は淡い黄色で、花径1センチくらいの5弁花である。
1つの花序につく花の数は1~3個で、近縁種の土佐水木(トサミズキ)よりも疎らである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来については、明智日向守光秀(所領は丹波)と関連づける説が有力である。
属名の Corylopsis はギリシャ語の「Corylus(ハシバミ属)+opsis(似た)」からきている。葉の形が似ていることから名づけた。
種小名の pauciflora は「少数花の」という意味である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Corylopsis pauciflora


★温もりを抱えるように花開く
 日向水木は早春の花




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蕪(カブ)はアブラナ科アブラナ属の越年草である。
読み方は「カブラ」ともいう。
また、異名の鈴菜(スズナ)は春の七草の一つでもある。
原産地はヨーロッパ大陸である。
起源については諸説がある。
日本へは古くに中国から渡来した。
「蕪」の語源は「頭」で、根の形をたとえたものである。
主として多肉質の根を食用とするが、野沢菜(ノザワナ)もカブの一種である。
草丈は20~60センチくらいである。
根際から生える葉はへら形である。
茎につく葉は茎を抱き、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月である。
花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、「菜の花」に似た黄色い十字状の花をつける。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
俳句の季語は冬である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の rapa は「カブラ」という意味である。
写真は3月に市川市万葉植物園で撮った。
花の写真は4月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Brassica rapa


★大根と同じ仲間と思いきや
 近い仲間は白菜なりき




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ケストルム・エレガンス

ケストルム・エレガンスはナス科キチョウジ属(ケストルム属)の常緑低木である。
原産地はメキシコである。
和名は紅丁子(ベニチョウジ)という。
別名は紅花夜香花(ベニバナヤコウカ)である。
樹高は1~2メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は細く尖る。
開花時期は2~5月くらいである。
やや垂れ下がった枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色をした筒状の花をつける。
花は長さが3~5センチくらいで、香りはあまりない。
花の後には球形の赤い実をつける。
なお、ミソハギ科クフェア属のクフェア・イグネア(Cuphea ignea)も紅丁子(ベニチョウジ)の名で流通しているが、こちらの正式な和名は煙草草(タバコソウ)である。
属名の Cestrum はギリシャ語の「kestron(彫刻刀)」からきている。雄しべの花糸のつけ根に歯のようなものがあることから名づけられた。
種小名の elegans は「優美な」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cestrum elegans


★豪放に花房つけたメキシカン
 繊細な名も妙味なるかな
☆紅色のちょうちん袖の花房は
 メキシコ産まれとちょっと気取って


ケストルム・エレガンス

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