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色別・月別の花図鑑です
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プレウロタリス・ユカタネンシス

プレウロタリス・ユカタネンシスはラン科プレウロタリス属の多年草である。
メキシコ、グアテマラ、ベリーズ、ニカラグアに分布する着生種である。
草丈は5センチくらいである。
葉はへら形である。
開花時期は冬である。
花径2ミリくらいの小さい黄色の花をたくさんつける。
属名の Pleurothallis はギリシャ語の「pleuron(肋骨)+ thallos(梢)」からきている。肋骨のような形に枝分かれすることから名づけられた。
種小名の yucatanensis は「ユカタン半島の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Pleurothallis yucatanensis


★ユカタンの地名に思わず血が騒ぐ
 どんな歴史を秘めて咲くのか


プレウロタリス・ユカタネンシス

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中原蘭(ナカハララン)

中原蘭(ナカハララン)はラン科クモキリソウ属の多年草である。
台湾、中国の雲南省、インドシナ半島、フィリピンに分布し、樹幹や岩壁に生える着生種である。
異名をリパリス・ディスタンスという。
草丈は20~30センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期11~2月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径15ミリくらいの緑色の花をたくさんつける。
属名の Liparis はギリシャ語の「liparos(輝く)」からきている。滑らかで艶のある葉を持つことから名づけられた。
種小名の nakaharai は「中原さんの」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Liparis nakaharai(=Liparis distans)


★繋がりが見えてきたんだ中原蘭
 歴史を秘めて台湾に咲く


中原蘭(ナカハララン)

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芥子菜(カラシナ)

芥子菜(カラシナ)はアブラナ科アブラナ属の越年草である。
中央アジアや中国が原産地だと考えられている
日本へは弥生時代に渡来した。
栽培されるほか、川沿いの土手などにも野生化している。
草丈は50~150センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、長さ10~15センチくらいである。
葉は羽状に裂ける。
開花時期は1~4月くらいである。
黄色い十字形の花を咲かせる。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
種子は球形で辛味があり、粉末にしたものが芥子(からし)である。
葉は漬物や炒め物などに利用される。
写真は沖縄芥子菜(オキナワカラシナ)である。
沖縄では島菜(シマナー)と呼ばれ、炒め物にする葉野菜の代表格である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の juncea は「イグサ属(Juncus)に似た」という意味である。
変種名の cernua は「前屈した」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Brassica juncea var. cernua


★芥子菜は芥子にもなる花なのか
 二つのものが糸で結ばれ


芥子菜(カラシナ)

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プリムラ・ポリアンタ

プリムラ・ポリアンタはサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
読み方はプリムラ・ポリアンサとする場合もある。
原産地はヨーロッパである。
原種ではなく、プリムラ・ベリス(Primula veris)とプリムラ・ブルガリス(Primula vulgaris)との交配種といわれている。
和名を九輪桜(クリンザクラ)という。
夏に弱いので園芸的には一年草扱いをされる。
草丈は5~20センチくらいである。
根際から生える葉は卵円形である。
開花時期は11~5月である。
花径6~8センチくらいあり、太い花茎に輪生して咲く。
花の色も赤、桃色、黄色、橙色、白、青、赤紫などと多彩で、花径10センチを超える大輪花も生まれている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の polyantha は「たくさん花の咲く」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名はセブンティースカーレットである。
学名:Primula x polyantha


★賑やかに春の花壇を彩って
 咲くポリアンタ乙女のごとく


プリムラ・ポリアンタ

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チロリアンデージー

デージー(daisy)はキク科ヒナギク属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
耐暑性がないので園芸上は一年草として扱われる。
和名は雛芥子(ヒナゲシ)である。
チロリアンデージー(Tyrolean Daisy)はその園芸品種である。
ロベラ、ヨーゼフ、ハイジ、クララなどと名づけられた種類がある。
写真はロベラである。
草丈は10~15センチくらいである。
根際から生える葉はへら形である。
開花時期は12~5月である。
早咲きの大輪で、花径は3~5センチくらいある。
花色は鮮やかなサーモンピンクで、万重咲きでボール状に花びらがつく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Bellis はラテン語の「bellus(美しい)」からきている。
種小名の perennis は「多年生の」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Bellis perennis 'Tyrolean Daisy'


★ぽんぽんを思わすようにこんもりと
 花を咲かせる乙女の姿


チロリアンデージー

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シクラメン・コウム

シクラメン・コウムはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
属名の読み方は「キクラメン」とするものもある。
原産地は東ヨーロッパから西アジアにかけた一帯である。
草丈は5~10センチくらいである。
根際から生える葉は円形である。
葉には斑入りのものなどがありバリエーションが多い。
花も葉も園芸品種に比べると小振りである。
開花時期は1~3月である。
花径は1センチくらいである。
花の色は白、桃色、赤紫色などである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。
種小名の coum は「(ギリシャの)コス島(Cos)の」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cyclamen coum


★虫メガネ欲しくなるほど小さいが
 愛らしい花シクラメン・コウム


シクラメン・コウム

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オドントグロッスム・プラエスタンス

オドントグロッスム・プラエスタンスはラン科オドントグロッスム属の多年草である。
コロンビア、エクアドル、ペルーに分布し、標高1600~2000メートルの湿った森林に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径4センチくらいの淡い黄色い花をつける。
花には赤褐色の斑が入る。
唇弁は白い。
属名の Odontoglossum はギリシャ語の「odontos(歯)+glossa(舌)」からきている。
種小名の praestans は「秀れた」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Odontoglossum praestans


★気品ある花の姿に腕を組む
 蘭の魅力を余すことなく


オドントグロッスム・プラエスタンス

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キャットテール

キャットテール(cat's tail)はトウダイグサ科エノキグサ属(アカリファ属)の常緑多年草である。
原産地は西インド諸島である。
同属の紅紐の木(ベニヒモノキ)とよく似ている。
学名のアカリファ・レプタンスで表示するところもある。
草丈は20~30センチくらいである。
匍匐性がある。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~11月だが、暖地では周年開花をする。
長さ5~6センチの赤い柔らかな花穂をつける。
花穂は紅紐の木(ベニヒモノキ)よりも短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この赤い花穂を猫のシッポに見立てたのが名の由来である。
属名の Acalypha はギリシャ語の「acalephe(イラクサ)」からきている。
種小名の reptans は「匍匐性の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Acalypha reptans


★色水につけて染めたか猫じゃらし
 キャットテールは不思議な姿


キャットテール

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エントモフォビア・キナバルエンシス

エントモフォビア・キナバルエンシスはラン科エントモフォビア属の多年草である。
原産地はカリマンタン島である。
草丈は30センチくらいである。
開花時期は周年である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな白い花をたくさんつける。
萼片は緑色である。
属名の Entomophobia はギリシャ語の「entomos(虫)+phobia(恐れ)」からきている。
種小名の kinabaluensis は「キナバル山の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Entomophobia kinabaluensis


★キナバルの名前のついたランの花
 南の島の香り伝えて


エントモフォビア・キナバルエンシス

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アングレクム・ゲルミニアヌム

アングレクム・ゲルミニアヌムはラン科アングレクム属の常緑多年草である。
マダガスカル島、マスカレン諸島、コモロ諸島に分布する着生種である。
草丈は50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は冬から春である。
花の色は白く、距が長い。
花径は8センチくらいになる。
花は夜間に芳香を発する。
属名の Angraecum はマレー語の「angurek(着生植物)」からきている。
種小名の germinyanum は19世紀のフランス人のラン愛好家「ジェルミニー(Aderin de Germiny)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Angraecum germinyanum


★たくさんの葉っぱが一つの個性かな
 アングレクムにまた出合ったよ


アングレクム・ゲルミニアヌム

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