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色別・月別の花図鑑です
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カリアンドラ・カロティルスス

カリアンドラ・カロティルススはマメ科ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の常緑小高木である。
原産地はグアテマラ、メキシコなどである。
樹高は4メートルから7メートルくらいである。
成長するものは10メートルを超える。
葉は2回羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は周年である。
特に春から夏にかけてよく花を咲かせる。
雄しべが糸状に長く伸びた紅色の花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Calliandra はイタリア語の「kallos (美しい) + andros ( 雄しべ)」からきている。
種小名の calothyrsus は「美しい房」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Calliandra calothyrsus


★紅色の長い雄しべが舞うような
 カリアンドラは神秘に満ちて


カリアンドラ・カロティルスス

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玄海躑躅(ゲンカイツツジ)

玄海躑躅(ゲンカイツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉小低木である。
名前の通り玄海灘をはさんで、九州北部、対馬、済州島、朝鮮半島などに分布し、山地の岩の上や急な傾斜地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は革質で先が尖る。
葉の両面や縁には長い毛が生える。
開花時期は3月である。
葉の展開に先駆けて、ピンク色の花を咲かせる。
ツツジの中では最も早く咲き始める。
花冠は幅の広い漏斗状で、皿のように横に広がって5つに裂ける。
裂片の先は丸い。
雄しべは10本である。
花の色はピンクから紅紫色が普通だが、白花もある。
花径は3~4センチである。
分類上は唐紫躑躅(カラムラサキツツジ)の変種とされている。
名前に「躑躅」とついているが石楠花(シャクナゲ)の仲間に近い。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の mucronulatum は「微凸頭に多少近い」という意味である。
種小名の ciliatum は「縁毛のある」という意味である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Rhododendron mucronulatum var. ciliatum


★荒波を越えてはるばる来たりしや
 薄紅の色青空に映え


玄海躑躅(ゲンカイツツジ)

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ナルキッスス・スイートネス

ナルキッスス・スイートネス(Sweetness)はヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
ヨーロッパで改良された園芸品種の1つである。
イギリス王立園芸協会(Royal Horticultural Society)の分類では、「ジョンキラ系及びアポダンツス系」のグループに入れられている。
これは原種のジョンキラ水仙(Narcissus jonquilla)及びアポダンツス水仙(Narcissus apodanthus)の特徴を示すグループである。
その大きな特徴は強い香りがあることで、「芳香水仙」とも呼ばれる。
形状としては、1茎1~5花で、花被片は広がるか反り返る。
副花冠はカップ状か煙突状か朝顔状で、多くは横に広がる。
花茎を数本出すことが多い。
スイートネス(Sweetness)はジョンキラ水仙(ジョンキラスイセン)の系統である。
ジョンキラ水仙(ジョンキラスイセン)は和名でいうと黄水仙(キズイセン)のことである。
草丈は30~40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は3~4月である。
花は中輪で、花被片と副花冠はともに鮮やかな黄色である。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の jonquilla は「イグサ属(Juncus)」の縮小形である。
品種名の Sweetness は「芳香」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Narcissus Jonquilla 'Sweetness'


★芳しい香りともない咲き出ずる
 スイートネスは色もすっきり


ナルキッスス・スイートネス

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ナルキッスス・キクラミネウス

ナルキッスス・キクラミネウスはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
種小名の読み方は「シクラミネウス」とするものもある。
園芸品種のティタテイト(Tete-a-tete)が日本ではよく出回っている。
原産地はイベリア半島である。
イギリス王立園芸協会(Royal Horticultural Society)の分類では、キクラミネウス種とされている。
1茎1花で、花弁が後ろに反り返って咲くのが特徴である。
草丈は5~10センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は3~4月である。
ラッパ状の副花冠は花弁の長さとほぼ等しい。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の cyclamineus は「シクラメン咲きの」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Narcissus cyclamineus


★あれこれは咲いているのかいないのか
 近づき見れば妖精のよう


ナルキッスス・キクラミネウス

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梅花黄蓮(バイカオウレン)

梅花黄蓮(バイカオウレン)はキンポウゲ科オウレン属の多年草である。
福島県以南から紀伊半島にかけた本州の太平洋側と四国に分布し、山地の林の中や渓谷などに生える。
海外では、台湾にも分布する。
草丈は10~15センチくらいである。
葉は根から生えて長い柄があり、5枚の小葉に分かれる。
艶のある葉は常緑で、花の後に若葉が出る。
開花時期は3~5月である。
5~10センチの花茎を伸ばし、花径1センチくらいの梅に似た白い五弁花を咲かせる。
ただし、花弁のように見えるのは萼片である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
オウレン属は原始的な植物と言われ、矢車状に並んだ果実の先は開いていて、そこから種子がこぼれる。
別名を五加葉黄連(ゴカヨウオウレン)という。
属名の Coptis はギリシャ語語の「coptein(切る)」からきている。分裂した葉を表すものと思われる。
種小名の quinquefolia は「5枚の葉の」という意味である。
写真は3月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Coptis quinquefolia


★小さくてぞっとするほど美しい
 梅花黄蓮原始の響き


梅花黄蓮(バイカオウレン)

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大輪三椏(タイリンミツマタ)

三椏(ミツマタ)はジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木である。
原産地は中国の南部である。
日本へは室町時代に渡来した。
虫の害を受けにくいことから主に紙幣や証券用紙の原料として利用されている。
また、四国や九州では野生化している。
大輪三椏(タイリンミツマタ)はその園芸品種である。
特徴は花が大きいことである。
樹高は1~2メートルである。
葉は細長い楕円形で、互生(互い違いに生える)。
葉の表面は鮮やかな緑色で、裏面には毛が密生する。
開花時期は2~4月である。
葉の展開に先立って花をつける。
花には花弁がなく、花弁のように見えるのは萼片である。
萼は黄色い筒形で、外側は白い絹毛で覆われている。
内側が黄色く、先端は花弁状となる。
なお、三椏(ミツマタ)という和名の由来は、枝が三つに分かれるところからきている。
俳句では「三椏の花」が春の季語である。
属名の Edgeworthia はイギリスの植物学者「エッジワース(M. P. Edgeworth)さん」の名からきている。
種小名の chrysantha は「黄色の花の」という意味である。
品種名の Tairin は「大輪」のことである。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Edgeworthia chrysantha 'Tairin'


★大きくてまるでポンポン見るような
 三椏の花風にゆらゆら


大輪三椏(タイリンミツマタ)

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白鳩椿(シラハトツバキ)

白鳩椿(シラハトツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は中国である。
江蘇省、安徽省、浙江省、福建省、江西省などに分布し、山地の斜面に生える。
日本へは1960年にアメリカ経由で渡来した。
小形の椿を作り出すための交配親として活躍している。
読み方は「シロハトツバキ」とするものもある。
漢名は「連蕊茶」である。
学名からカメリア・フラテルナとするものもある。
樹高は1~5メートルくらいである。
葉は長さ4~5センチ、幅15~20ミリの小さめの長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、つけ根の部分はくさび形で、縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は濃い緑色で、裏面には軟らかい毛が生える。
開花時期は3月である。
花の色は白く、花径は3~4センチくらいである。
花びらは5枚で、横に平らに開く。
咲き進むと花びらの先は後ろに反り返るようになる。
花にはわずかに香りがある。
花の後にできる実はほぼ球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、先が少し尖る。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の fraterna は「兄弟のような」という意味である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Camellia fraterna


★小さくも優しき姿美しく
 種を増やしゆく白鳩椿


白鳩椿(シラハトツバキ)

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東錦(アズマニシキ)

梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
東錦(アズマニシキ)はその栽培品種の1つである。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
野梅系・青軸性の淡い紅色をした八重咲きの中輪(20から25ミリ)である。
裏紅で、絞りの入ったものや紅白に咲き分けるものもある。
なお、桜や山茶花などにも同名の園芸品種がある。
開花時期は2月から3月である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Prunus mume 'Azumanishiki'


★ほんわかとピンクに染まる花の色
 見ているだけで心安らぎ


東錦(アズマニシキ)

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ハオルチア・ロンギアナ・アルビノータ

ハオルチア・ロンギアナ・アルビノータはユリ科ハオルチア属の常緑多年草である。
分類体系によってはアロエ科とされる。
属名の読み方には「ハワーシア」、「ハオルシア」などがある。
南アフリカのケープ地方に分布する多肉植物である。
葉は剣状で先が尖る。
葉の裏には白い疣状の斑点がある。
開花時期は秋から春である。
20~30センチの花茎を伸ばし、小さな筒状の花をつける。
花の色は白く、淡い緑色のストライブが入る。
英名はロングリーブド・ハオルチア(long leaved haworthia)という。
属名の Haworthia は18世紀から19世紀のイギリス人の植物学者「ハース(A. H. Haworth)さん」の名からきている。
種小名の longiana は「ロング(F. R. Long)さんの」という意味である。
変種名の albinota は「白い斑点のある」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Haworthia longiana var. albinota


★花茎を伸ばし花咲くハオルチア
 違っているのは葉っぱの形


ハオルチア・ロンギアナ・アルビノータ
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プリンセス・アレキサンドラ

マレーシア石楠花(マレーシアシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
南アジアからオセアニアにかけて分布し、熱帯地域の高山に生える。
属名のビレアの名でも流通している。
プリンセス・アレキサンドラ(Princess Alexandra)はその園芸品種である。
樹高は1~2メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は春と秋の2回である。
小輪系でたくさんの花をつけるのが特徴である。
花冠は筒状で細長く、先が5つに裂けて横に開く。
花の色は白く、低温期にはピンクを帯びる。
花冠は分厚くて皺はなく、花持ちもよい。
他の樹木や岩の上などに着生するのも特徴である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
種小名の vireya は「ビレー(J. J. Virey)さんの」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Rhododendron vireya 'Princess Alexandra'


★小さくて白い姿が清楚だね
 熱帯に咲く花と思えず


プリンセス・アレキサンドラ

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